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【ジェネクス】デッキ解説

posted 2023.11.29

ByHearth


【ジェネクス】デッキ解説
皆さんこんにちはHearthです。
今回は、2023年11月25日に発売された『TERMINAL WORLD』で強化された【ジェネクス】に関しての記事を執筆させていただくこととなりました。
新規カードによって圧倒的な展開力を手に入れ、強化された【ジェネクス】の魅力を伝えられるよう、全力で執筆させていただきます。


【新規カード紹介】
レアル・ジェネクス・ウンディーネ
水属性の初動札として多くのデュエリストに採用された<ジェネクス・ウンディーネ>のリメイクモンスター。
  1. 1ターンに1度、自分の墓地から「ジェネクス」モンスター1体を除外して、自身の属性を除外したモンスターの属性としても扱い、チューナーを除外した場合、自身をターン終了時までチューナーとして扱うことができる効果
  2. 自分フィールドに「ジェネクス」Sモンスターが存在する場合、自身を含む、自分の墓地の「ジェネクス」モンスター2体を手札に加え、制約としてターン中、自分の墓地へ送られるカードは墓地へ行かず除外されるようになる効果
の2つの効果を持っています。

1.の効果は、としても扱う効果の為、属性による縛りや追加効果を要求される【ジェネクス】にとって限りなく柔軟性の高いモンスターであり、様々な展開につなげられるようになる優秀なカードです。
2.の効果は、効果自体は強力で、その上名称ターン1がないため、3枚墓地に落ちていれば、合計6枚分手札に回収することすらできますが、除外になってしまう制約が厳しいため、考えなしに使うのは要注意です。この後紹介する新規シンクロモンスター<A・O・G リターンゼロ>の効果を起動させるため、と考えれば除外も大したデメリットにならないため、場合によっては遠慮なく使い続けるのもいいかもしれません。

レアル・ジェネクス・チューリング
こちらは《レアル・ジェネクス・オラクル》のリメイクカード。レベル・攻撃力・守備力がそれぞれ倍になっているのが特徴です。
  1. 相手メインフェイズに、自分フィールドに「ジェネクス」モンスターが存在する場合に、自身を手札から特殊召喚し、その後、「ジェネクス」Sモンスター1体のS召喚を行える効果
  2. フィールドの自身を「ジェネクス」Sモンスターの素材とする場合、レベルを1または3として扱うことができる効果
の2つの効果を持っています。

1.の効果によって相手ターンにシンクロしたいモンスターは、純粋な妨害として<A・O・G リターンゼロ>か、S召喚時に相手フィールドの一番レベルが高いモンスターのコントロールを得る<レアル・ジェネクス・クロキシアン>が候補と言えるでしょう。
2.の効果によって、レベルが1~3のチューナーとして扱うことができ、こちらもシンクロでの展開を手助けすることが可能です。ある程度適当に盤面を用意しても、シンクロにつなげやすいというのが最大の特徴でしょう。

A・O・G リターンゼロ
現代パワーをまとった【ジェネクス】の新たなるエースSモンスター。
名前や見た目から【A・O・G】も連想しますがAの読みはアームズなので実は2テーマにまたがるエースという事はないのです。

闇属性チューナーを要求するレベル10シンクロで
  1. 相手がモンスターの効果を発動した時、属性がそのモンスターと同じモンスター1体を自分の墓地から除外して、発動を無効にし、破壊する、1ターンに各属性分発動できる効果
  2. 1ターンに1度、自分の墓地・除外状態の「ジェネクス」モンスターを属性が被らないように6体までデッキに戻し、戻した数だけ魔法&罠ゾーンのカードを破壊できる効果
の2つの効果を持っています。

最大で6回妨害することができるロマンを持っていますが、実際に相手が使う属性まで考えると、1~2妨害程度に機能するカードになるとは思われますが、<レアル・ジェネクス・チューリング>の存在もあって基本的に出すことになるカードです。
起動効果に関しては魔法・罠の除去をしつつ、展開をするためにデッキに「ジェネクス」を戻すことができるため、この後紹介する<リペア・ジェネクス・コントローラー>による展開をより伸ばすことができるようになります。
展開と制圧を担う、新たなエースに相応しい性能をしていますね。

リペア・ジェネクス・コントローラー
最強のリンク1。【ジェネクス】だから許された壊れカード。これ1枚で宇宙になりました。

レベル4以下の「ジェネクス」モンスター1体でリンク召喚でき、
  1. 自身を1ターンに1度しか特殊召喚できない制約
  2. L召喚時に墓地から「ジェネクス」モンスター1体を手札に加える効果
  3. 「ジェネクス」モンスターがドロー以外の方法で手札に加わった場合に、「ジェネクス」モンスター1体の召喚を行い、ターン中、「ジェネクス」チューナーをS素材としたS召喚でしかEXからモンスターを特殊召喚できなくなる効果
の3つの効果を持っています。
リンク召喚をすることで自ずと回収するカードが墓地にあり、そのままもう一つの効果で召喚可能になり、あっという間に盤面にモンスターが並びます。
また、手札に加わった場合でよいため、サーチ、サルベージ、バウンスそれぞれで条件を満たすことができ、<A・ジェネクス・バードマン>などを使うことで何度も何度も展開を行うことができます。

制約に関しても「ジェネクス」チューナーを用いれば展開先は何でもいいため、強力なSモンスターを多く採用することができるのが特徴です。
今後【ジェネクス】を組むには、いかにこのカードによって展開をするか、というのを念頭に置く必要があるでしょう。


デッキレシピ
ジェネクス
プレイヤー:Hearth
3
3枚


展開例
初動となるのは、召喚した際にサーチを行うことができる <レアル・ジェネクス・ターボ><レアル・ジェネクス・マグナ><レアル・ジェネクス・クラッシャー><ジェネクス・パワー・プランナー>のいずれかです。 1枚初動が12枚となるので、安定したデッキと言えるでしょう。
試しに<レアル・ジェネクス・マグナ>での展開を紹介します。

レアル・ジェネクス・マグナ1枚からの展開例
  1. まずは、<レアル・ジェネクス・マグナ>を通常召喚し、<レアル・ジェネクス・クラッシャー>をサーチして、<リペア・ジェネクス・コントローラー>をL召喚。<レアル・ジェネクス・マグナ>を回収しつつ、<レアル・ジェネクス・クラッシャー>を通常召喚し<リペア・ジェネクス・コントローラー>の効果でまたサーチからの召喚サーチを繰り返し、最終的に<ジェネクス・ウンディーネ>をサーチ。
  2. 手札に<レアル・ジェネクス・マグナ><ジェネクス・ウンディーネ>、盤面に<リペア・ジェネクス・コントローラー><レアル・ジェネクス・クラッシャー><レアル・ジェネクス・ターボ><ジェネクス・パワー・プランナー>を揃える。
  3. 効果で<ジェネクス・ウンディーネ>を召喚。<レアル・ジェネクス・ウンディーネ>を落としながら<ジェネクス・コントローラー>をサーチし、召喚。<ジェネクス・コントローラー>と<ジェネクス・ウンディーネ>で<氷結界の虎王 ドゥローレン>をS召喚し、盤面にいた3体のジェネクス効果モンスターたちを回収。
  4. 「ジェネクス」モンスターが手札に加わったことにより、また<リペア・ジェネクス・コントローラー>の効果で展開を始め、途中で<A・ジェネクス・バードマン><レアル・ジェネクス・チューリング>をサーチしながら展開(他のサーチ先はなんでも可、初動のカードたちを多く抱えましょう)
  5. レアル・ジェネクス・チューリング>を出し、<レアル・ジェネクス・マグナ>と一緒に素材にして<TG ハイパー・ライブラリアン>をS召喚。
  6. A・ジェネクス・バードマン>を<ジェネクス・パワー・プランナー>をバウンスしながら特殊召喚し、もう一枚の<A・ジェネクス・バードマン>をサーチしてから<氷結界の虎王 ドゥローレン><ジェネクス・パワー・プランナー><A・ジェネクス・バードマン>1体目を素材にし、<A・O・G リターンゼロ>をS召喚。
  7. 2体目の<A・ジェネクス・バードマン>で<レアル・ジェネクス・ターボ>をバウンスし、再度展開開始。3体目の<A・ジェネクス・バードマン>をサーチしつつ、3+1+4を揃え、<アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン>につなげ、墓地の<レアル・ジェネクス・チューリング>を盤面に戻します。
  8. A・ジェネクス・バードマン>で<レアル・ジェネクス・チューリング>を手札に戻して再度展開開始。今度は<アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン>を軸に3+8+1を揃え<赤き竜>をS召喚し、<シンクロ・ランブル>をサーチ。
    • 像
  9. A・O・G リターンゼロ>で<A・ジェネクス・バードマン>と<ジェネクス・パワー・プランナー>をデッキに戻し、墓地の<レアル・ジェネクス・ウンディーネ>で自身と<ジェネクス・パワー・プランナー>の2枚回収して再度展開開始。
  10. ジェネクス・パワー・プランナー>と<A・ジェネクス・バードマン>を手札に戻して、<レアル・ジェネクス・ウンディーネ>を召喚しつつ、今度は<A・ジェネクス・バードマン>と<TG ハイパー・ライブラリアン>で<魔救の奇跡-ドラガイト>をS召喚。<シンクロ・ランブル>を使用し、<アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン>を蘇生し、<レアル・ジェネクス・ウンディーネ>とシンクロして<騎士皇レガーティア>に。
これで大量にドローしながら妨害を構えつつ、<えん魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ>を相手ターンに出すことができます。
展開の途中で大量の「ジェネクス」を引き込むため、ドローの質もかなりよく、予想以上の妨害を構えられますが、その分展開ルートをしっかりと理解している必要があり、初心者にはお勧めしにくいデッキです。

遊戯王に慣れ親しみ、腕に自信にあるデュエリストならば、このデッキを十全に活かすことができるのではないでしょうか。


まとめ
以上が、『TERMINAL WORLD』で強化された【ジェネクス】の紹介となります。
その複雑さ故、万人にオススメできるタイプのデッキではありませんが、パズルを繋げていくかのような緻密な動きは、回せるならば間違いなく楽しいデッキでしょう。

興味がある方は、是非組んでみてくださいませ!
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