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【No.92GS】デッキ解説

posted 2023.08.04

ByHearth


【No.92GS】デッキ解説
皆様こんにちは、Hearth(ハース)です。
今回は、初のデッキ紹介記事ということで、自分が愛用している<No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon>を活用したグッドスタッフデッキを紹介させていただきます。
環境で見かけることなどあり得ない、あくまでロマンを追い求めたデッキではありますが、1つのカードを活かすためにここまでの構築をする決闘者がいるということを知って、皆様のデッキ作成のインスピレーションになれば幸いでございます。
また、この記事は「AGE OF OVERLORD」の発売直後のレシピとなります。
他の新規カードで内容がさらに最適化されている可能性はありますが、あくまで一つの形として、今回のデッキ紹介をさせていただきます。


前提として
No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon>は、重すぎる召喚条件を課題とするモンスターです。
出せた場合は、疑似的な破壊耐性、条件があるものの跳ね上がる攻撃力、エンドフェイズでの一掃など強力な効果を持ちます。
しかし、レベル9モンスターを3体場に並べることを要求され、それが可能な【ジェネレイド】や各種シンクロソリティアデッキとなると、わざわざ3体を使ってエクシーズ召喚しても、出力が弱いという状態です。

かといって、【No.】を直接出すことができる<No.97 龍影神ドラッグラビオン>や<No.99 希望皇ホープドラグナー>を使うと、これまた他の強力な【No.】の存在より、<No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon>を出す必要がありません。
そこで、デッキ構築をする際に
  • No.92を比較的楽な条件で出せて、出すことにメリットがある。
  • エンドフェイズに発動する効果を活用しつつ、攻撃力の上昇も状況によっては狙うことができる。
  • No.92の召喚を安定して行える。
この3点を可能とするものを模索しました。
結果生まれたのが、60枚構築の【No.92GS】です。


基本の展開ルート
このデッキの初動は<スクラップ・リサイクラー>及び、それにアクセスできる<スクラップ・ラプター>や<化石調査>+セットできる魔法・罠カード1枚となります。
スクラップ・リサイクラー>から【オルフェゴール】や【幻影騎士団】を利用することによって、<No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon>の着地及び制圧を目標とします。

スクラップ・リサイクラー+セットできる魔法・罠カード、合計2枚からの展開例
以下が上振れなかった時の展開例です。

1:<スクラップ・リサイクラー>を通常召喚、効果でデッキから<ジェット・シンクロン>を墓地に。
手札のカードを1枚墓地へ送りつつ、墓地の<ジェット・シンクロン>を特殊召喚。
場の2体で<スクラップ・ワイバーン>をリンク召喚。
2:手札から魔法・罠を1枚セットした後、<スクラップ・ワイバーン>の(1)の効果で墓地の<スクラップ・リサイクラー>を特殊召喚して破壊。
スクラップ・ワイバーン>の(2)の効果で、デッキから<スクラップ・ゴーレム>を特殊召喚し、事前に用意したセットカードを破壊。
3:<スクラップ・ゴーレム>で<スクラップ・リサイクラー>を墓地から特殊召喚し、効果でデッキから<星遺物-『星杖』>を墓地に。
スクラップ・ゴーレム>と<スクラップ・リサイクラー>で<星鍵士リイヴ>をリンク召喚。
4:<星鍵士リイヴ>の効果で<星遺物を継ぐもの>をデッキからセットし、そのまま発動。
墓地から<スクラップ・ゴーレム>を特殊召喚し、効果で<スクラップ・リサイクラー>を特殊召喚。効果でデッキから<オルフェゴール・ディヴェル>を墓地へ。
スクラップ・ワイバーン><星鍵士リイヴ><スクラップ・ゴーレム>で<召命の神弓-アポロウーサ>をリンク召喚。
5:墓地の<オルフェゴール・ディヴェル>の効果で、自身を除外しつつデッキから<オルフェゴール・スケルツォン>を特殊召喚。
オルフェゴール・スケルツォン>と<スクラップ・リサイクラー>で<オルフェゴール・ガラテア>をリンク召喚。
6:<オルフェゴール・ガラテア>の効果で、<ジェット・シンクロン>をデッキに戻しつつ<オルフェゴール・バベル>をセットし発動。
墓地の<星遺物-『星杖』>の効果で、自身を除外しつつ、除外されている<オルフェゴール・ディヴェル>を特殊召喚。
オルフェゴール・ディヴェル>と<オルフェゴール・ガラテア>で<幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ>をリンク召喚。
7:<幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ>の効果で、デッキから<幻影騎士団ダスティローブ>を墓地へ送り<幻影霧剣>をセット。
墓地の<幻影騎士団ダスティローブ>の効果で、デッキから<幻影騎士団サイレントブーツ>をサーチし、そのまま特殊召喚。
墓地の<オルフェゴール・スケルツォン>の効果で、自身を除外しつつ<オルフェゴール・ガラテア>を特殊召喚。
オルフェゴール・ガラテア>を素材に<宵星の機神ディンギルス>をエクシーズ召喚。
8:<宵星の機神ディンギルス>の効果で、除外されている<オルフェゴール・スケルツォン>をエクシーズ素材に。
宵星の機神ディンギルス>と<幻影騎士団サイレントブーツ>で<S:Pリトルナイト>をリンク召喚。
墓地の<幻影騎士団サイレントブーツ>の効果で、自身を除外してデッキから<RUM-幻影騎士団ラウンチ>をサーチし、セットしてターンエンド。
以上の展開で、妨害によって相手の展開を止めつつ、<オルフェゴール・バベル>の効果で相手ターンに<オルフェゴール・スケルツォン>を使うことで、墓地から出てきた素材を持たない<宵星の機神ディンギルス>を素材に<RUM-幻影騎士団ラウンチ>で<No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon>を着地させます。

相手のモンスター効果を徹底的に防ぐことで、セットカード頼りになったところを、<No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon>で吹き飛ばし勝利を掴むのがコンセプトとなっております。
展開の際に除外ゾーンにカードが貯まりやすいため、<No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon>の破壊されたときの攻撃力上昇も見込めます。
基本的には<スクラップ・リサイクラー>の展開で事足りるのですが、手札誘発に弱いことと、ロマンを求めるためにデッキ枚数を多くしています。


デッキレシピ
この後はデッキレシピを記載して、その後、各種パーツの採用理由を大まかに話させていただきます。


No.92GS
プレイヤー:Hearth


一部カードの採用理由
スクラップ・リサイクラー
初動札。1枚で展開の要となります。
化石調査>の方が<スクラップ・ラプター>より採用枚数が多いのは、<スクラップ・ワイバーン>で破壊できる札を増やすためです。
他にも、サーチできるカードをデッキ全体で多めに採用しているのは、セットして破壊できるようにする目的があります。
【オルフェゴール】などを墓地に落とし、展開を伸ばす一番の過労死枠です。

No-P.U.N.K.セアミン
緊急テレポート>から召喚権を介さずに<混沌魔龍 カオス・ルーラー><真血公ヴァンパイア>へと繋がり、デッキを9枚墓地に叩き送れる優秀なセット。
特にこのデッキでは<No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon>の火力を上げるため、墓地に<妖精伝姫-シラユキ>や<機巧蛇-叢雲遠呂智>を落とすことも目指しているため、他にも様々な墓地肥やし要員がいます。
黒魔女ディアベルスター
手札1枚と表向きのカードから<混沌魔龍 カオス・ルーラー>、そして<えん魔竜 レッド・デーモン・アビス>になってくれるこちらも優秀な札。
スクラップ・リサイクラー>に<灰流うらら>などを打たれても止まらないための貫通札としての役割もあります。
ティアラメンツ・シェイレーン>も墓地を肥やしつつ、誘発を貫通できるカードとして同様の理由で採用しています。
ホルスの栄光-イムセティ
王の棺>を使うことで、手札を大量に墓地に送りながら盤面にレベル8を立てる特徴を利用。
3枚落としてから<熱血指導王ジャイアントレーナー>でドローすることで3枚ドローを見て、残った手札をさらに1枚落としたり、<真血公ヴァンパイア>で直接デッキから4枚肥やしたり、最悪の場合<宵星の機神ディンギルス>に直接なったりなど、意外と器用な立ち回りができます。

他のカードも墓地及び除外ゾーンを増やすことを意識したデッキ構成で、最悪<スクラップ・リサイクラー>が引けなくても、墓地への落ちるカードによっては最低限の展開ができるようになっているのが特徴です。この辺りは2023年当初より活躍している【ティアラメンツ】や【P.U.N.K.GS】の設計思想を参考にしています。


まとめ
No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon>のためだけに集められた74枚のカードたちで全力でサポートし、完全に先行で制圧して、リーサルまで<No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon>で持っていくことを意識したデッキとなります。

こうして自分が大好きなカードを100%活躍できるようなデッキを組むことが私はとても好きなので、こうしてこの記事を読んでくださった皆様が、自分だけの魂のカードを活かせるようなデッキを作りたいと思って頂けましたら幸いです。
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