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【A宝玉獣】デッキ解説
posted 2022.07.14
By鳩鷺

【A宝玉獣】デッキ解説
「ストラクチャーデッキ-宝玉の伝説-」で、アニメ『遊戯王GX』でヨハン・アンデルセンが使用する「宝玉獣」が強化されました。
今回は、「アニメーションクロニクル2022」で登場した「A宝玉獣」を中心に、パッケージイラストを務める<究極宝玉神 レインボー・ドラゴン オーバー・ドライブ>の特殊召喚につなげていくデッキを紹介します。
このページでは、デッキレシピとともに、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
【A宝玉獣】を作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【A宝玉獣】のサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター22枚・魔法15枚・罠3枚、合計40枚の、「宝玉獣」のギミックも採用した鳩鷺構築の純【A宝玉獣】です。
デッキレシピ
A宝玉獣
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計22枚
エクストラデッキ
計15枚
【A宝玉獣】の回し方・動かし方
次は、【A宝玉獣】のデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【A宝玉獣】を実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【A宝玉獣】は、永続魔法扱いで場に置ける効果を活かして展開していきます。
自他問わず、モンスターゾーン破壊された際に自力で置けたり、サポートカードを駆使して不正に置いたりと、様々な手段で「究極宝玉神」の特殊召喚に必須な7種類をそろえていきます。
最終的には、展開したモンスターからエクストラモンスターで妨害を構えつつ、「究極宝玉神」の高打点による戦闘ダメージで勝利をつかみます。
次に【A宝玉獣】で押さえておくポイントを、細かく紹介します。
ポイント1:「A宝玉獣」をおさらい
【A宝玉獣】の展開を進めるにあたって、まずはメインとなる「A宝玉獣」を詳しく見ていきましょう。「A宝玉獣」モンスターの共通効果として、破壊された際に魔法&罠ゾーンに置かれる効果を持ちます。
<アドバンスド・ダーク>が存在しない場合の自壊は墓地に送られる効果なので、自力で宝玉化することはありません。
こちらには「A宝玉獣」の固有効果を簡単にまとめました。
- <A宝玉獣 アメジスト・キャット>...「A宝玉獣」モンスターにダイレクトアタック付与(相手に与える戦闘ダメージは半減)
- <A宝玉獣 アンバー・マンモス>...「A宝玉獣」カードか<アドバンスド・ダーク>を対象とする効果発動無効、「A宝玉獣」モンスターへの攻撃無効
- <A宝玉獣 エメラルド・タートル>...フリーチェーンでのモンスター1体の表示形式変更
- <A宝玉獣 コバルト・イーグル>...手札・フィールドの自身を墓地に送ることで<アドバンスド・ダーク>1枚サーチ、自分フィールドの「A宝玉獣」カード1枚を手札かデッキバウンス
- <A宝玉獣 サファイア・ペガサス>...召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に手札・デッキ・墓地・除外ゾーンから「A宝玉獣」1枚を永続魔法扱いで魔法&罠ゾーンに置く
- <A宝玉獣 トパーズ・タイガー>...「A宝玉獣」の攻守を400強化し、相手モンスターの攻守を400弱体化
- <A宝玉獣 ルビー・カーバンクル>...永続魔法カード扱いの自身を特殊召喚し魔法&罠ゾーンの「A宝玉獣」モンスターカードを可能な限り特殊召喚
このように自壊のデメリットがある反面、代わりに固有効果が多少強化されています。
大量展開の要となる<A宝玉獣 ルビー・カーバンクル>は、<宝玉獣 ルビー・カーバンクル>と違って<宝玉の導き>などで特殊召喚する必要がなくなったので、<宝玉の恵み>など「宝玉獣」を永続魔法として置けるカードで大量展開を狙ってみるのもいいでしょう。
ポイント2:「宝玉獣」サポートを駆使
【A宝玉獣】では、「宝玉獣」サポートカードを複数採用しています。「A宝玉獣」とはなっていますが、カテゴリ的には「宝玉獣」に含まれるので、安心してサポートカードの恩恵を受けられます。
また、「A宝玉獣」に固執せずにプレーンな「宝玉獣」も採用したことで、わざわざ別々の宝石にこだわる必要がなくなり、7種類のバリエーションを増やせる利点があります。
特殊召喚もOKとマルチに対応しており、<宝玉の導き>によるリクルートでも「宝玉獣」確保に最適なのでフル投入です。
<A宝玉獣 サファイア・ペガサス>と同じく、よくみると名称ターン1制限がないので、<宝玉獣 ルビー・カーバンクル>や<宝玉の契約>で魔法&罠ゾーンから直接特殊召喚して、乱用するのもアリです。
<宝玉獣 サファイア・ペガサス><A宝玉獣 サファイア・ペガサス>なら、魔法&罠ゾーンに「宝玉獣」モンスターを計2枚置け、<究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン>なら打点確保につながるので、優先すべきはこれら3枚かなと思います。
手札・フィールドの「宝玉獣」カード1枚を破壊すれば「宝玉」魔法・罠カードをサーチでき、能動的に「宝玉獣」を破壊する手段として活用できます。
宝玉化した「宝玉獣」を肥やしつつ、<宝玉の絆>サーチすれば実質全ての「宝玉獣」カードにアクセスできる非常に優秀な1枚です。
ポイント3:「究極宝玉神」でフィニッシュ!
展開した「A宝玉獣」で「究極宝玉神」の特殊召喚を目指しましょう。こちらでは、<宝玉の絆><心の架け橋>2枚からの展開例をまとめました。
展開例
- <宝玉の絆>効果で<宝玉獣 サファイア・ペガサス>をサーチしデッキから<究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン>を魔法&罠ゾーンに置く
- <究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン>効果で自身を除外して<A宝玉獣 コバルト・イーグル>をリクルートし<究極宝玉神 レインボー・ドラゴン>をサーチ
- <心の架け橋>効果で追加された召喚権で<宝玉獣 サファイア・ペガサス>通常召喚→<宝玉獣 サファイア・ペガサス>効果で<宝玉獣 サファイア・ペガサス>を宝玉化
- <心の架け橋>効果で、<宝玉獣 サファイア・ペガサス>を破壊し<宝玉の導き>をサーチ→<宝玉獣 サファイア・ペガサス>は魔法&罠ゾーンに置かれる
- <宝玉の導き>効果で<宝玉獣 ルビー・カーバンクル>をリクルート→<宝玉獣 ルビー・カーバンクル>効果で<宝玉獣 サファイア・ペガサス>2体を魔法&罠ゾーンから特殊召喚
- <宝玉獣 サファイア・ペガサス>2体それぞれの効果で、<A宝玉獣 ルビー・カーバンクル><A宝玉獣 サファイア・ペガサス>を魔法&罠ゾーンに置く
- <宝玉獣 サファイア・ペガサス>2体で<アカシック・マジシャン>をリンク召喚→<アカシック・マジシャン>効果で<A宝玉獣 コバルト・イーグル>を手札バウンス
- <A宝玉獣 コバルト・イーグル>効果で、自身を手札から捨て<アドバンスド・ダーク>をサーチ
- <アドバンスド・ダーク>発動
- <A宝玉獣 ルビー・カーバンクル>効果で、自身を特殊召喚し魔法&罠ゾーン<A宝玉獣 サファイア・ペガサス>も特殊召喚→<A宝玉獣 サファイア・ペガサス>効果で<A宝玉獣 アメジスト・キャット>を魔法&罠ゾーンに置く
- <宝玉獣 ルビー・カーバンクル><A宝玉獣 ルビー・カーバンクル>で<彼岸の黒天使 ケルビーニ>をリンク召喚
- <彼岸の黒天使 ケルビーニ>効果で、デッキから<宝玉獣 アメジスト・キャット>を墓地に送り打点強化
- 「宝玉獣」モンスターが7種類揃ったので<究極宝玉神 レインボー・ドラゴン>を特殊召喚
- <究極宝玉神 レインボー・ドラゴン>をリリースし<究極宝玉神 レインボー・オーバー・ドラゴン>を特殊召喚
- フィールドの<A宝玉獣 サファイア・ペガサス>、墓地の<宝玉獣 アメジスト・キャット><宝玉獣 ルビー・カーバンクル><A宝玉獣 ルビー・カーバンクル><A宝玉獣 コバルト・イーグル><宝玉獣 サファイア・ペガサス>2体<究極宝玉神 レインボー・ドラゴン>を除外し<究極宝玉神 レインボー・ドラゴン オーバー・ドライブ>を特殊召喚
このように、召喚権を残したまま「究極宝玉獣」融合モンスターを2体並べることができます。
<A宝玉獣 コバルト・イーグル>は、<アカシック・マジシャン>でバウンスできるようリンクマーカーの真下に来るように注意する必要があります。
まとめ
【A宝玉獣】は、サポートを強化し7種類確保して「究極宝玉神」を呼び出す!【A宝玉獣】について、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
純粋な「宝玉獣」サポートが増えたことで「A宝玉獣」でも簡単に「究極宝玉神」の召喚条件を満たしやすくなりました。
気になる方は、ぜひ【A宝玉獣】デッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。