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ウィクロスの世界にレッツゴー!(後編)

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by からばこ

タイトルトップ.jpg
ウィクロスの世界へレッツゴー!(後編)
からばこです。前編はたくさんの反響、誠にありがとうございました。
それでは早速後編です。後編では毎週行われているイベント「ウィクロスパーティー」についてご紹介します。
いわゆる「店舗大会」で、最も参加しやすく、敷居の低いイベントですが......。「カードショップで何をやるんだろう」「ガチな雰囲気なのかな?」と不安に思う方も、きっと多いと思います。
そんな方のために今回の記事では、「ウィクロスパーティー」の流れや特徴、マナーや楽しみ方などを徹底的に紹介します。これを読んで、ウィクロスパーティーに行ってみましょう!!

「店舗大会」ではないよ
多くの人がウィクロスパーティーのことを「大会」「店舗大会」「公認大会」と言っていますが、正確には大会ではありません。あくまで「パーティー」であり、イベントです。
タカラトミーの公式ホームページを見ても、「公認店イベント」と記載されています。「カジュアルバトルを楽しみたい方だけではなく、バトルの腕を磨きたい方も楽しめるイベント」と、趣旨が紹介されていますね。勝敗や優勝者は決まりますが、「ガチガチに勝敗を争う」というよりは、「交流会」「ウィクロスを楽しむ仲間が集まるイベント」というカラーが前面に押し出されています。

ですので、「百戦錬磨の猛者に骨の髄まで喰らい尽くされるのかな......?」という心配はご無用です。私も長くウィクロスパーティーに出ていますが、毎回楽しい時間を過ごしています。初めてのお店に行っても和気あいあいとしていますし、温かく迎え入れてくれることがほとんどでした。安心してお店に行きましょう。
とはいえ確かに強い方はいらっしゃいますし、1勝もできなくてしょんぼりすることもあります。勝ち負けを決めるゲームである以上、「そういう日もあるよね」と思うのがオススメです。メンタルは大切。

ウィクロスパーティーで何をするの?
ウィクロスパーティーは、カードショップで行われる「店舗大会」です。「大会ではない」と前項で言っていますが、やはり「大会」と言ってしまうほうがわかりやすいので、この表現を使います。もっと正確に言えば、「参加者とウィクロスの対戦を行うイベント」です。
ほとんどの場合、全勝者が1人になるまで対戦を繰り返し、優勝者には特別なカードやパック(最近は「コングラッチュレーションパック」)が渡されます。参加賞もありますし、優勝者と同じ賞品が手に入るかもしれない「お楽しみ抽選会」もあります。
参加人数にもよりますが、だいたい2〜4試合が行われます。楽しいバトルあり、真剣勝負ありの、まさに「ウィクロスプレイヤーの社交場」です。
全国のカードショップで行われており、開催頻度は週1、ないし2週に1回なので、非常に参加しやすいイベントです。気軽に行ってみましょう。

準備と開催までの流れ
ウィクロスパーティーが開催される店舗は、公式ホームページから調べることができます。オールスターとキーセレクションのどちらで行われるかに注意してください。公式ホームページに加えて、店舗のツイッターやホームページなどで確認しておくと、なお安全です。
参加する大会が決まったら、持ち物のチェックです。前編の「七つ道具」があれば大体大丈夫です。特に「デッキ一式、参加費、ボールペン」は忘れないようにしましょうね。

店舗にもよりますが、大体15分前から受付が行われます。その辺りに到着するようにしましょう。
ギリギリになったり遅れたりしたら、大会運営に迷惑がかかるので、時間はきちんと守りましょう。早すぎても退屈します。
レジや大会受付カウンターなどの所定の場所で、参加する旨を伝えてください。分からなかったらそれっぽい人の動きを真似すれば大丈夫です。

多くの場合、大会受付の際に参加費を払い、スコアシートにハンドルネーム(自分の名前)を記載することになります。
皆様の名前を書きましょう。私でいうところの「からばこ」です。時々「はこ」「ばこ」とかになっています。

【変換後】score01.jpg(よく通う店舗様に写真掲載の許可をいただきました。ありがとうございました)
受付を済ませたら、大会開始まで店内で待ちます。ショーケースやストレージのカードを見たり、デッキを確認したりしておきましょう。ゆったりしていて大丈夫です。時間になったら所定のテーブル周辺に集まるようにアナウンスがされますので、そこに向かってください。
大会進行の店員さんが1回戦の組み合わせを発表します。店員さんがハンドルネームを呼びながらスコアシートを机に置いたり、店内のディスプレイにハンドルネームと席の番号を表示したりなど、形式はいろいろです。
正面に座った人が、1回戦の対戦相手です。「よろしくお願いします」とあいさつし、対戦の準備をしましょう。

ゲームの準備とシャッフルのこと
バトルラッシュとは異なり、ウィクロスパーティーでは席に座ってすぐに「オープン!」ではありません。
ウィクロスパーティーでは1試合の制限時間が設けられているので、全ての席で同時にゲームを始めます。ですので、全てのテーブルで対戦の準備ができるまで待たなければいけません。

対戦の準備といってもシンプルです。
  1. お互いのデッキをシャッフルする
  2. 手札を引き、先攻・後攻を決める
  3. 手札を引き直す(マリガン)
  4. ライフクロスを並べる
です。ひとつずつ丁寧に説明していきます。

1.お互いのデッキをシャッフル
デッキはお互いにシャッフルします。シャッフルとはカードを混ぜること。トランプでやっているようなあれです。
カードゲームのシャッフルには、「自分のデッキをシャッフルした後は、相手にデッキをシャッフルしてもらう」というルール(マナー?)があります。試合前に限らず、試合中にデッキを混ぜる際も同様です。
自分→相手の順に行うのは、「シャッフルの時に好きなカードを上に置いてませんよ」「デッキの中身を自分の有利なようにしていませんよ」ということを、お互いに明確にするため、だと思われます。他にもいろいろな説がありますが、要するに「正々堂々バトルしましょう!」ということをはっきりさせることが目的です。

相手のデッキを混ぜる時は、丁寧に行いましょう。
自分が自分のカードを大切にしているのと同じように、相手もカードを大切に思っています。乱暴に扱って、折ったり傷つけたりしないようにするのがマナーです。私が相手のデッキをシャッフルする際は「デッキを2〜3つの山(かたまり)に分ける→1つの山に戻す→渡す」くらいにしています。
この辺りのさじ加減は人によって変わってきますし、明確なルールはありません。お互いにとって「良い塩梅」であれば大丈夫です。

2.手札を引き、先攻・後攻を決める
シャッフルが終わったら先攻・後攻を決めます。ウィクロスでは、「じゃんけんなどで勝ったプレイヤーが必ず先攻」です。「勝ったけれど後攻を選びたい」ということはできません。(夢限-P-のFAQを参照にしています)
じゃんけん後に手札交換があるので、その間に先後を忘れないように気をつけましょう。私はマーカーを置いて、表裏で覚えています。

3.手札を引き直す
初期手札を引きます。5枚のカードをデッキの上から引きます。
その後好きな枚数をデッキに戻し、シャッフルしたあと、戻した枚数引き直す、ということができます。これを「マリガン」「引き直し」などと言います。
好きな枚数をデッキに戻したあとは、「自分でシャッフル→相手にシャッフル」を行い、また引き直します。

4.ライフクロスを並べる
ライフクロスを並べます。上から順に7枚です。祈りを込めて置きましょう。
位置は「ルリグゾーンの下に横向き」です。縦や斜めに置いたりする人もいますが、分かれば大丈夫です。多分。
コインカードやサイコロなど、カード以外に必要なものがあれば、お互いが見える位置に出しておきましょう。デッキケースはカバンに入れておいてください。

ここまでできたら準備完了です。
全ての席で準備が終わったら、試合開始の合図とともに、バトル開始です。オープン!
battle.jpg(ここまでやっておけばOKです)
バトル中の色々
それではバトルスタートです。「ドロー、チャージ、グロウ、メイン」と、覚えた通りにやりましょう。
ここではウィクロスパーティーに初めて出る方や、ウィクロスを初めて日が浅い方が知っておきたいことをご紹介します。
紹介するのはあくまで「私の経験」です。実際のバトルでは、対戦相手とコミュニケーションを取りながら、お互いが納得した形で進めてください。

1.カードがわからない!
「テキストいいですか?」「効果を読んでいいですか?」と聞きましょう。効果を教えてくれたり、見せてもらえます。
いきなりカードを奪い取るのはNGです。相手に聞けば大丈夫です。(読んだカードの効果がものすごく強くて、「どうしようもないじゃん!」って嘆くことまでが一連の流れだったりします。あるある)
また、相手のトラッシュやエナゾーンを確認したいときは、「トラッシュ見せてもらってもいいですか」「エナゾーン失礼します」など、一言断るのがマナーです。相手のカードに触れる際は、「一言お断り」が大切です。
<==wx12=10064!gp!on>
(始めたばかりの頃びっくりしたバーストです)
2.宣言ははっきり!
「ドローします」「エナチャージして、グロウ」など、はっきり相手に伝えましょう。
カードを使うときも、例えば「<==wdk10=10011@紫@アン=ミラ>出します。出現時効果で手札を捨てて、トラッシュの<==wxk06=10116@紫@ガルグ>を場に出します。<==wdk10=10011@紫@アン=ミラ>でそちらの<==wdk12=10016@緑@コレステ>のパワーを下げます」など、はきはき伝えるのがグッドです。

アタックフェイズに移行する際も、宣言が大切になります。
ウィクロスではアタックフェイズ中に、相手にアーツを使うタイミングが発生します。ですので、「アタックフェイズに入ります。こちらは何もありません。何か(アーツやキーの発動など)ありますか?」と伝えると、バトルがスムーズに進みます。
スペルの発動時にも気をつけましょう。キーセレクションでは数は少ないですが、<==spk01=10025@橙@セレクト・ハッピー5>や<==wx17=10031@青@リフューズ・スペル>など、「スペルカットイン」の効果を持つカードがあります。相手が発動するかもしれませんので、例えば「<==wxk06=10055@橙@ネクスト・フューチャー>使います。カットインありますか?」と聞くと、トラブルなく進みます。
フェイズの移行のみならず、<==wxk07=10001@赤@炎真爛漫>などで宣言する数字や、<==wx22=10027@青@ウラタロ>などで宣言するカード名もそうですね。「言った言わない」にならないよう、お互いに心がけましょう。

カードゲームは、対戦相手とコミュニケーションを重ねながら楽しむものです。
言葉や声色、口調などはその時々で変わっていくかと思いますが、「はっきり伝える」ことを心がけましょう。
これは初心者のみならず、経験者にも言えることです。私も常々心がけるようにしています。対戦相手がいるからこそ、ウィクロスは楽しめます。

3.時間の使い方
ウィクロスパーティーには1試合の制限時間があります。たいてい30〜40分です。
この時間を「自分と相手で分け合って」使ってバトルします。ですので、プレーや思考に過度に時間をかけることは、バッドマナーです。
ちなみに、決着が着く前に制限時間が切れると、「バーストチャンス」で勝敗を決めたり、「両者敗北」になることもあります。時間内にきちんとバトルが終わるようにしましょう。

とはいえカードゲームに慣れていないと、どうしても時間はかかってしまうものです。こればかりは仕方ありません。ですので、対戦前に「まだ始めたばかりで慣れていないので、ちょっと時間がかかったりします」と伝えておけば、ピリピリするようなことは減ると思います。バトルを重ねていけば自然と慣れていき、プレイも速くなっていくので、大丈夫です。
例えば、対戦相手のアタックに対して、アーツやキーの防御方法で過度に悩まないとか、自分のカードの効果やルール、デッキの動かし方などは、バトルの前にある程度覚えておくとか......。プレイを速めるコツは色々とありますので、慣れてきたら意識するといいと思います。
ぼちぼちで大丈夫ですよ。少しずつ慣れていきましょう。

もちろん、これは大会の色合いによって変わってきます。
セレモニーや世界大会など、より競技制の強い大会であれば、時間制限や時間の使い方、プレイのスピードについての意識は一層厳しくなります。
意図的な遅いプレーや長考は「遅延」とみなされ、大会規定でゲームロス(強制敗北)や失格になることもあります。
自分だけが敗北するならまだしも、勝ち点や不戦勝・不戦敗の関係などで、対戦相手にも迷惑がかかることがあります。意図的な遅延は絶対に控えましょう。

ただ、どうしてもしっかり考えたい場面は必ずやってきます。その時は、きちんと相手に「考えます」と断って、頭をフル回転させましょう。
重要な局面で「素早く、正確な」結論を出せるか否かも、ウィクロスの強さのひとつだと私は考えます。私にはできません。

カードゲームにおいて、「時間」はとてもナーバスで、難しい問題です。
大会規定に従うのは当然としても、ルールやマナー、モラルや通念、地域性など、さまざまな要素が複雑に絡み合っている部分です。
ウィクロスに限らず、他タイトルでも定期的に議論になる内容です。最近でもありましたし、これからも起こりうることでしょう。
パーティーやセレモニーなどにプレイヤーとして参加する際は、頭の片隅にちょっとだけ、入れておいてください。

逆に相手のプレーが速すぎて、何が起こっているのかわからなかったら、「もうちょっとゆっくりお願いします」と伝えましょう。
速すぎること、結構あります。

バトルが終わったら
脇道に逸れましたね。なんやかんややっていれば試合が終了します。
試合終了後はスコアシートに対戦結果を書き、受付や店員さんなど、所定の場所に提出しましょう。書き方は店舗によって異なるので、対戦相手や周りの人に聞いてください。
他の机が終わっていなければ、自分の席で待っていることがほとんどです。対戦相手の人と話して、「感想戦」のように試合を振り返ったり、ウィクロスのことを聞いたりすることが多いです。そこも相手によりけりです。
全ての対戦が終わったら、次の対戦の組み合わせが発表されます。移動する前に「ありがとうございました」と伝えて、次のテーブルに向かいましょう。
【変換後】score02.jpg(1回戦では勝てたので、勝ち点3をゲットしました)
所定の回数を繰り返すと、優勝者が決まります。参加賞や景品の配布、お楽しみ抽選会などが終わったら、ウィクロスパーティーは終了です。
デッキはうまく使えましたか?バトルは楽しめましたか?それでは、また来週もご参加お待ちしております!

まとめ
前編・後編と2回にわたって、イベントについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?
何度も何度でも書きますが、カードゲームは「対戦相手とのコミュニケーション」の上に成り立つものです。
そこに楽しさや奥深さがあるのだと、私は信じています。なんかいいこと言った。

ですので、カードゲーム初心者であることや、ウィクロスに慣れていないことを恥ずかしがらず、相手に伝えてみましょう。多くの方は「ようこそ!」と温かく迎え入れ、プレーやルールなどを手ほどきしながら、優しく対戦してくれるはずです。
ぜひ、ウィクロスパーティーでお会いしましょう。お待ちしております。

おことわり
ウィクロスパーティーの運営方法はもちろん、カードの宣言や時間の使い方に対する考え方などは、店舗様や個人間において異なることがあります。今回ご紹介したものはあくまで一例であり、私の経験に則ったものも多く含まれています。
実際の場では、対戦相手とのコミュニケーションや、店舗でのルールやマナーに沿って、バトルやウィクロスをお楽しみください。
対戦に限らず、前編の内容においても同様です。ご理解いただけますよう、よろしくお願いします。

ご意見などございましたら、ツイッター(@colorbakobako81@wixossbox)へのリプライやダイレクトメールなどでお寄せ下さい。今後の記事執筆、コンテンツ作成のご参考にさせていただきます。よろしくお願いいたします。
それではまた、次回の更新でお会いしましょう。

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