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posted 2018.08.28

Byクロイ


計略杯 111人のデッキレシピから見るデータ分析 前編
お世話になっております。クロイです。
8月18日(土)に「ファイアーエムブレムサイファ東京CS『計略杯』」というイベントを開催させていただきました。この大会では参加者111名の皆さま全員からデッキレシピを提出していただきました。今回はこの111名分のデッキレシピを元に、デッキタイプの分析やカード採用率の調査などを行いました。

主人公数(計111名)
  • マルス:23人
  • チキ:10人
  • リン:9人
  • エリーゼ、エリウッド:6人
  • カムイ(女)、アル:5人
  • カムイ(男)、ロイド、ナンナ:3人
  • グレイ(バレンシア)、ティアモ、オボロ、アイク、ニノ、エフラム、ヨシュア、エルトシャン:2人
  • リンダ、シーダ、メイ、ジーク、つばさ、リズ、ヘンリー、ルフレ女、ロンクー、キヌ、サクラ、マークス、ミカヤ、ジル、ロイ、エイリーク、カナス、ヘクトル、セーラ、イシュタル、ユリア、アルテナ:1人
マルス>が圧倒的に多い23名となりました。割合で言えば20.7%となり、5人に1人はマルスを使ったことになります。13弾で新たなる主軸4c制圧マルスを獲得、ビート寄りにもコントロール寄りにもできる器用さは変わらずに安定感と自由度が増し、赤のカードプールが増えたことも手伝ってかぶっちぎりの使用率No.1です。東京でのサイファ環境では、今まで以上に意識しておかないといけない主人公となりそうです。

以前の環境で流行していたと思われる<チキ>は、現環境においても使用率2位ということで継続して存在感を出しております。13弾で得た物は多くはないものの、オーバークラスの強さ・相性の良さは健在といったところでしょうか。

13弾の目玉となったSRの追加により頭角を現した<リン>と<エリウッド>は使用率3・4位にそれぞれランクイン。紫の新しいメイン主人公として今後も定着していきそうです。また、以前より一定数の使用者を擁する<エリーゼ>も今回の計略杯では使用率4位を位置づけています。相性的にはチキに有利という下馬評もあったためか、チキの使用者が多いのに比例してこちらも使用者が増えたという印象です。

以下、メタカードが出現して以降使用者は大きく減ったものの非常に強力な効果を持つ<カムイ(女)>や、紫のカードプール追加により更に強化された<アル>などが続く結果となりました。

色別主人公数(計111名)
  • 赤:30
  • 青:6
  • 白:7
  • 黒:12
  • 緑:4
  • 紫:34
  • 黄:8
  • 無:10
チキ>は無色でカウントしています。 13弾で追加された赤と紫の主人公が大多数となりました。1位となった紫は元々主人公の候補が多い色でしたが、やはり<リン>と<エリウッド>の純増が目立つ形となったようです。多様な主人公を擁する層の厚い色となってきました。

一方主人公率トップの<マルス>が属する赤ですが、総数では2位と多いもののそのうち23/30がマルスという内訳になるため、裏を返せばマルス以外の赤主人公は乏しいとも言えそうです。マルス以外でも有力な主人公が増えて欲しいところです。

青・白・緑の主人公は今回の計略杯では使用者が少なかったですが、次の14弾発売でそれぞれカードプールが増える予定ですので、ここからどう変わっていくかに注目です。

色別使用数
  • 赤:67(37)
  • 青:28(22)
  • 白:20(13)
  • 黒:16(4)
  • 緑:6 (2)
  • 紫:58(24)
  • 黄:17(9)
  • 無:67(57)
1枚でもデッキに入っていたらカウント。()内は非主人公色(サブカラー)での採用数となります。
こちらは赤と無色が同率でトップという結果に。無色は元々サブカラーとして入りやすい性質を持ちますが、それに並ぶ赤の優秀さが際立ちます。サブカラーとして赤を選択するデッキの多くがオーバークラスのカードを採用していたのが特徴的でした。

また使用した色のサブカラー率に目を向けると、無色は67名中57名がサブとしての採用で、割合で言えば85%となります。無色のカードは主人公として使うよりはサブとして使う人が多いと思いますので、最もらしい結果と言えます。同様の視点で見比べると、実は青のサブカラー率が78%と無色に次いで高いことに気がつきます(<チキ>主人公を無色でカウントした影響もありますが...)。古より青のパワーカードとして名高い<3cノノ>や<1弾1cサーリャ>のほか、<4cチキ>等が多く採用されていた印象でした。

一方で、サブカラーとしては黒と緑の人気がほとんどないことがデータから読み取れます。汎用性・出張性のあるカードが少なく、ほぼほぼ主人公専用色という傾向が強い証拠でしょう。ひとまず緑については目先の14弾の新カードに期待を高めていきたいところです。

デッキタイプ分析
以下は使用率の高かった主人公を中心に、デッキタイプを分析した結果なります。

マルス(計23名)
  • 赤単:2
  • 赤無:12
  • 赤紫:1
  • 赤紫無:1
  • 赤白青:1
  • 赤白黒:1
  • 赤白無:2
  • 赤青無:1
  • 赤黄無:2
優勝者および準優勝者を輩出したマルス。以前までのマルスの構築は赤単と赤紫とで二分している印象でしたが、今回は赤単ないし赤タッチ無色という構成が大多数となりました。無色の採用で多いものは<12弾1cシェイド>と<4cシオン>で、それぞれ14名ずつ採用していました。ほか<3cヴェロニカ>が4名、<3cフィヨルム>が2名、<13弾3cアルフォンス>が1名となります。

デッキタイプとしては<4cメイ>・<3cOCエフィ>・<4cレナ>等のいずれか、あるいは複数採用してのビートダウン型がほとんどといったところです。盤面を制圧しつつもしっかりと手札を補充しながら殴り倒していくのがマルスの王道スタイルと言えそうです。

戦績ごとに見ると、予選5-0が1名、4-1が7名、3-2が8名となり3-2以上の勝ち越しが計16名。その中から決勝トーナメント進出者が6名となっており、勝率の高さがうかがえます。やはり東京における現環境の中心とも言える存在でしょう。

チキ(計10名)
  • 無赤青:9
  • 無赤青黄:1
チキ主人公はほぼほぼどのプレイヤーも同じようなカードを採用していたのが印象的でした。10名全員が採用していた<3cノノ>・<3cマリア>・<4cデューテ>・<4cジェニー>を始め、9名が採用していた<1弾3cヘンリー>・<1弾1cサーリャ>・<4cレナ>などからもデッキの性質が推し量れるのではないでしょうか。

戦績を見ると予選4-1が1名、3-2が3名で勝ち越しが計4名。しかしながら決勝トーナメント進出者は0名でした。以前の環境での暴れっぷりから比べると少し落ち着いたようにも見えます。個人的には13弾で追加された4cレナによる退避リセット効果がキツいように思うので、そういったメタカードの影響もあるのかもしれません。

リン(計9名)
  • 紫単:6
  • 紫赤:1
  • 紫赤無:1
  • 紫青無:1
やはり主流は紫単といったところでしょうか。採用率の高いカードですと<13弾5cエリウッド>・<4cルーテ>を8名、<3cプリシラ>・<13弾3cニニアン>を7名の方がそれぞれ採用していました。

戦績は予選4-1が2名、3-2が2名。うち4-1の2名が決勝トーナメントに進出しており総じて優秀な結果と言えます。神速回避不可のスキルは今後とも腐ることのない強力な効果のため、次弾以降の環境にも顔を覗かせそうな予感がします。

エリーゼ(計6名)
  • 黒赤紫無:1
  • 黒赤紫白無:2
  • 黒赤紫青無:1
  • 黒赤紫青白無:2
ベースとなる色構成は黒赤紫の3色が定番となりつつあるエリーゼ。<4cデューテ>・<1弾5cチキ>・<4cニノ>・<4cルーテ>・<3cミルラ>等のカードは全員が採用していました。そのほかでは神速回避不可の攻撃に対応するため<4cフローラ>や<4cコンラート>が採用されていたり、後衛の引っ張りに対応するため<2弾3cフォレオ>か<6弾3cフォレオ>が採用されていたりして、メタカードの採用の仕方で個性が出るところでしょうか。

戦績としては予選4-1が1名、3-2が1名。4-1の方が決勝トーナメント進出となっております。

エリウッド(計6名)
  • 紫単:1
  • 紫無:2
  • 紫赤:2
  • 紫赤無:1
紫単あるいは紫赤で、更にタッチで無色が入るかどうかでしょうか。無色の採用カードは<4cシオン>が2名、<3cフィヨルム>が1名でした。赤を入れる型にはいずれも<13弾4cシーダ>が入っており、<13弾5cエリウッド>とのシナジーの高さを示しています。

戦績では予選3-2が4名と勝ち越し率は悪くないものの、4-1以上が残念ながら0名という結果に。デッキレシピを見比べてもまだ共通項が少なく各々で構築が模索されている段階という印象を受けたので、これからの更なる研究に期待です。

アル(計5名)
  • 紫単:4
  • 紫黄:1
デッキ性質的に紫単ベースとなりがちです。1名いた紫黄もタッチで<4cラケシス>のみとなっています。13弾で新たに手に入れた強力なドローソース<4cマシュー>を全員が採用し、着実にパワーアップを重ねていると言えるでしょう。

戦績の面でも予選5-0が1名、4-1が1名、3-2が2名と高い勝ち越し率を誇り、うち2名が決勝トーナメント進出と分布の割合からすればとても優秀な数字を残しています。捲りに左右されがちなデッキですが、今後も一定数の愛好者がいそうな主人公です。

カムイ(女)(計5名)
  • 白黒:1
  • 白黒紫:1
  • 黒青赤:1
  • 黒青無:1
  • 黒白青紫無:1
色だけ見ればバラバラですが、うち<6cカムイ(女)>主軸が3名、<4cカムイ(女)>主軸が2名と分かれております。6c型はサブとして青の<4cチキ>を採用し早乗りを目指します。マルスに採用されがちな<12弾1cシェイド>のメタ効果はキツいですが、逆にシェイドが入っていないデッキに対しては変わらぬ強さを誇ります。一方の4c型は<6弾3cピエリ>と<6弾3cフローラ>を採用したスーサイドビート。ピエリで自分のオーブを破壊し、手札を増やしながら殴れるので、待ち気味の対コントロールデッキ相手には猛威を振るいそうです。

戦績は6c型で予選5-0が1名、4-1が1名。4c型で4-1が1名と合計3名が勝ち越し。うち6c型の1名が決勝トーナメント進出者となっています。戦績の優秀さだけ見ればまだまだ警戒すべき主人公と言えるでしょう。

カムイ(男)(計3名)
  • 白赤:1
  • 白赤無:1
  • 白黒無:1
白黒は<3弾4cカムイ(女)>を軸にした構築、白赤には<13弾4cマルス>がともに採用されていました。無色では<4cシオン>と<13弾3cアルフォンス>がともに採用されており、特にアルフォンスは<6cカムイ(男)>とのシナジーが光ります。
戦績は何気に予選4-1が2名、うち1名決勝トーナメント進出と優秀そのもの。次の14弾での強化にも注目です。

ロイド(計3名)
  • 紫無:1
  • 紫赤:1
  • 紫黄無:1
戦績は予選4-1が1名、その方が決勝トーナメント進出し結果見事4位となっております。その方のデッキ構成は紫赤で、序盤の盤面の取り合いに強い<1cジェミー>と<PR2cマルス>の採用が特徴です。今後のロイドの新しいスタンダードとなりえるでしょうか。

ナンナ(計3名)
  • 黄紫:3
サブカラーとしては<5cリン>がナンナと相性が良いためか、紫が選ばれていました。リンや<7弾5cエリウッド>の高支援力で戦うデッキとなりそうです。
戦績は勝ち越しが予選3-2の1名のみと振るいませんでしたが、根強い黄色ファンの存在を示した分布となったことでしょう。

以上、主人公・色・デッキタイプごとの分析になります。
後編では独自にピックアップしたカードの採用率の調査結果をお送りしたいと思います。

posted 2018.08.20

Byガリ


エリーゼデッキ解説 後編
前編はこちら
エリーゼ以外のカードの採用理由
空飛ぶ暗殺者 ベルカ
序盤の撃破が少し困難な<グルニアの王子 ユベロ>の確定で撃破する手段として採用。
ユベロを序盤ずっと処理できすにエリーゼを攻撃され続けるのは負け筋のひとつです。
支援も強いのと初手に欲しいので4枚採用。

黒の絆として活用できる事、支援力30な事、<魔道の申し子 ニノ>の『家族は、あたしが守る!』でデッキトップに仕込める天空の紋章な事も理由です

その力、一個師団級 ジェミー>の『チョピ』でも1コスト撃破できますが、シンボルが黒で支援30のベルカを優先的に採用しました。

マムクート・プリンセス チキ
絆を消費しやすいエリーゼデッキにとっては絆の総枚数を増やしながら表の絆の枚数を増やす必須カード。
戦闘力90の壁にできることも攻撃時の打点が大きいのも大きな理由です。
表の絆を維持するのに絶対必要なカードですが攻撃時に支援失敗する確率を下げたいのでバランスを考えて採用枚数は3枚です。
魔道の申し子 ニノ>の『家族は、あたしが守る!』でデッキトップを確率させてからチキが失敗しないようにすることも可能です。

森の村の火の玉娘 デューテ(N+X) / 闇まとう魔道少女 デューテ
森の村の火の玉娘 デューテ>を<(N+X)の方>で採用した理由は条件が合えば戦闘力を上げれる可能性があるので序盤の相手ユニットの処理を優先して立ち回れる様にするためです。
僕の今のプレイスタイルでは6ターン目または5ターン目に<闇まとう魔道少女 デューテ>OC出来るように立ち回っています。

合計8枚といった枚数の理由は、4ターン目に闇まとう魔道少女 デューテを出撃させる→相手側としてもデューテを撃破しないと次ターンでOCされる事を嫌う為、デューテを標的に攻撃してくるのでデューテの回避の枚数を増やしました。

利点としては
  • そのまま場にデューテが残れば回避で使った闇まとう魔道少女 デューテをエリーゼで回収してOCできる
  • 相手が優先的にデューテを複数回攻撃してくる事は結果的にエリーゼに対する攻撃回数を減らすことになるのでエリーゼのライフ確保にも繋がる
のが主な理由です。他には
  • 複数枚採用した分だけ森の村の火の玉娘 デューテの必殺が打ち易くなるため、序盤必殺が打てないと処理の難しい
高コストの戦闘力が高いユニットである<聖王の守護騎士 フレデリク><貫く金の意思 アルフォンス><フィアナの女神 エーヴェル><紅の聖騎士 ティアマト>等にも対応できるのも理由です。相手が2ターン目の出てきた上記のユニットを数ターンほど撃破できないと攻撃される回数がかなり多くなってしまい、負け筋に繋がります。


6ターン目に出撃させる事が多いので僕は4枚づづ採用してますが最低限に採用枚数を抑えるなら2枚ぐらいでも許容範囲内だと思います。

僕も最初は森の村の火の玉娘 デューテの採用は3枚にしてました。理由は確率論になりますが
  1. 初手のカード枚数(サイファの場合は6枚)
  2. 6ターン目までに自分がドローするカードの枚数 主にターン開始時ドローと<稀代の天才魔道士 ルーテ>の『私、優秀ですから』を起動した際の引いたカードの枚数を表します。
    (先行でターン開始時ドローのみで5枚、後手なら6枚)
  3. 6ターン目までに相手が攻撃してきた回数と自分が攻撃した回数による支援によって退避に落ちたカードの枚数
    (相手のデッキ次第ですが、普通なら毎相手ターン最低1回ぐらいは攻撃されます)
  4. 6ターン目までに攻撃で破壊されたオーブの枚数と『エリーゼの出番!』で自分でオーブ破壊したオーブの枚数
    (破壊されたオーブは手札になるため)
手札にあるカードと『エリーゼの出番!』で退避にあるカードが実質エリーゼが確保できるカードな事を理由に上記の1~4から考えられる手札にあるカード+退避にあるカードを合わせて少なくても20枚ぐらいあると仮定します。

それで6ターン目までに森の村の火の玉娘 デューテが最低1枚でも手札又は退避エリアにある確率を現状デッキ総枚数を51枚で計算すると、80%近くある事がわかったので(あくまで確率です)安定して6ターン目デューテOCに繋げる事を意識して3枚採用にしてました。
しかし結局必殺や回避の枚数が欲しくて4枚採用になりました。
ちなみに4枚採用の場合に同じ条件で確率を計算すると約88%まで上がります。

禁忌のダークマージ ニュクス
採用理由は場にいる<OCした後のデューテ>を撃破するためです。
ちなみに同じ役割としては<ひやくのけんきゅうか ミドリコ>でも代用可能です。

OCしたデューテは撃破されたら『エリーゼの出番!』でデューテを回収して再度OCができるので相手はハンデスされるのを嫌って、こちらの場にいるデューテを撃破せず放置されることが多いです。

闇まとう魔道少女 デューテを相手が常にこちらの場にいるデューテを撃破してこなかった場合、デューテのOCできる回数が上級の枚数分なので僕の構築の場合は4回(1ゲームで8枚ハンデス)が限界ですが、デューテOCを4回重ねた後に『禁忌の呪術』で闇まとう魔道少女 デューテを自ら4枚退避に送れます。

その後もニュクスとデューテを撃破してこなかった場合はこれ以上デューテOCできないのでOCできる回数は8回(1ゲームで16枚ハンデス)が限界です。
ちなみにミドリコとニュクスを両方採用したらもう1セット増えます。
正直十分な回数だと思いますし、そこまでの回数は必要ないとは思いますが、自分のよくやるプレイスタイルで

4ターン目闇まとう魔道少女 デューテ出撃→返しのターンに攻撃されても回避して戦場に生き残る様に維持を目指す→その後ヂューテOCで5ターン目からデューテOCを目指す場合は上級デューテに重ねてデューテをOCさせるのでターン数は早まりますが4枚採用で1セット3回までのOCになります。
個人的にはニュクスまたはミドリコ採用なしの1ゲームOCが3回までしか出来ないのは少ないかなと思いました。
デューテOC全て重ねた後に<究極の聖女 ジェニー>をターン開始時ドローで引かれて『清冽な癒し』で大量に退避から強いカード回収されたり、<影に捧ぐ挽歌 マシュー>を支援で捲られて『深闇への潜行』で大量に手札を増やされる事が負け筋になると考えたなのでそれを嫌いデューテOCの回数を増やせる様にしました。

ニュクスは暗闇紋章としても機能するので<魔道の申し子 ニノ>の『家族は、あたしが守る!』でデッキトップに仕込んで暗闇の紋章を誘発されることもできます。
また戦闘力は50あるので序盤出撃させて盤面処理やエリーゼに後衛に下げて壁にもできます。
ニュクスも<グルニアの王子 ユベロ>を撃破するいく手段の一つでもあります。

ラムの村の少女 エフィ / 見つめる黒翼 エフィ
相手のオーブを退避に送り。相手に手札を与えないないまま相手のオーブを削ることができます。
エリーゼにとって貴重な支援力30にもなります。
エリーゼミラーなら後半はお互いオーブ1枚の状態で戦うので<エフィOC>により次のターン相手に『エリーゼの出番!』を強制的に発動させない事もできるのでミラーでも強いカードです。
最低減の枚数のみ採用したので上級下級2枚づづのみ。支援も強くOCできる回数を増やすことを意識するなら採用枚数増やしてもいいカードだと思ってます。

稀代の天才魔道士 ルーテ
魔道の申し子 ニノ>よりも優先して4ターン目に出撃させたいので4枚採用。
ニノの『家族は、あたしが守る!』ではエリーゼの回避は1枚しか確保できませんが、エリーゼデッキは手札が多くデッキの3割はエリーゼなので『私、優秀ですから』で大量にドローすることでエリーゼの回避札を複数枚引き込める可能性が高いです。この役割が非常に強いのでなるべく戦場に維持したいユニットです。
エリーゼ以外にも欲しいカードやルーテ自身の回避札を引き込めたり、大量に退避にカードを捨てて引いた分デッキの回転率も上がります。

『私、優秀ですから』で戦闘力を上げる事ができるのもかなり重要で相手の高い戦闘力のユニットも突破する手段になります。

魔道の申し子 ニノ
稀代の天才魔道士 ルーテ>と同じくエリーゼの回避札を確保できるカード。ルーテより出撃させる優先度は低いと考えてるので3枚だけの採用。
ルーテと違ってニノは退避にエリーゼにがあれば『家族は、あたしが守る!』で確定で1枚回避を回収できます。
退避にエリーゼがなくても『エリーゼにお任せ!』を使えるターンであれば退避にエリーゼを置けるので問題ないです。

烈火を継ぐ勇者 エリウッド
採用理由としては支援スキルの『勇者の騎行』が強力なので採用しました。
理由は後ほど説明しますがtier1とも言えるマルスに対してもかなり有効なカードです。
序盤1コストの攻防の支援で捲れるのは弱いので個人的には2枚までの採用が許容範囲だと思ってます。

そういった意味で現在のカードプールなら<青嵐の刀姫 リン>も採用を考えられますが、エリーゼが4~5ターン目までに絆1枚も裏がない状況も稀ではなく、序盤1コストが捲った時に<烈火を継ぐ勇者 エリウッド>なら支援10はあります。相手の主人公が支援10のデッキや、現環境なら紫入りのデッキには<影に捧ぐ挽歌 マシュー>も入るデッキも多いので戦闘力同じ値で攻撃したときに相手も支援も弱ければ攻撃が通るときもよくあります。
青嵐の刀姫 リンは支援0なので支援0あるか10あるかの差は実際大きくて、特に対アグロタイプのデッキには序盤相手ユニット1体撃破出来なかったら負け筋にも繋がるので、一応そういった状況が起こりうる可能性も考慮してます。

エリウッドを出撃させる時は基本的に最後一気に相手の主人公を攻撃する時ぐらいです。主な使い回し方としてはデッキトップにエリウッド仕込んでターン終了して次の相手ターンの一回目の攻撃の支援を確定させる事です。

暗天の明星 エリーゼ>が攻撃されたら戦闘力は100。エリーゼデッキは4コスト以上のユニットが多く盤面に並ぶデッキなので他のユニットの支援で捲れても強力です。
1回目の攻撃だけ受けが強くなるだけだし、デッキトップがエリウッドなのは相手にもバレてるのでデッキに2枚も採用枠取る必要があるのかと思う人も多いかと思いますが、これをデューテでハンデスした後に『毎ターン繰り返す』とどうでしょうか。手札が弱い相手は支援値次第で巻き返せそうな可能性すらもこちらから消していきます。
相手の構築次第ですが支援30の枚数も少なく、主人公の戦闘力も70しかない対マルスにに暗天の明星 エリーゼが戦闘力は100になる。<マムクート・プリンセス チキ>なら戦闘力140まで上がるので竜特攻があっても突破が難しい数値を確保できます。

エリウッドを仕込む方法は
  1. 魔道の申し子 ニノ>の『家族は、あたしが守る!』
  2. タニアの光 ティーナ>の『勝ちなさい!!』
と僕のデッキ構築の場合は2パターンあります。

1の場合は盤面にニノが出撃した状態で、手札にエリウッドがある事が必要です。なのでターン開始時には盤面と手札にニノがなくて、手札にエリウッドがない場合は『エリーゼの出番!』で両方回収する必要があります。

2の場合は手札にエリウッドがなくても、退避にエリウッドあれば『勝ちなさい!!』でデッキトップにエリウッドを仕込むことが可能です。この場合①の様にニノとエリウッドの2種のカードは必要なくティーナ1枚で解決します。ハンデス後はティーナが攻撃時して相手が神速回避できる可能性も低いはずではありますが、撃破時の効果なので確定で仕込める効果ではないです。

タニアの光 ティーナ
自分のデッキ構築上ですが特に<永遠の幼子 ノノ><千年の遊竜 ノノ>を処理するのがめんどうなので『至高の光 アーリアル』で撃破出来るので採用しました。
『勝ちなさい!!』で退避のカードをデッキトップに仕込める効果が非常に利便性にすぐれています。
逢魔の歌姫 アクア>や<宿命の竜少女 ニニアン>ではなくティーナを選んだ理由の1つです。

『勝ちなさい!!』の主な使い方としては
  1. 烈火を継ぐ勇者 エリウッド>をデッキトップにエリウッド仕込んでターン終了して次の相手ターンの一回目の攻撃の支援を確定させる。
    (上記のエリウッドの採用理由の説明を参照してください)
  2. 次に捲りたい紋章を仕込む。
    (暗闇の紋章、天空の紋章、魔術の紋章、勇者の騎行で打点確保、無限の知識で手札を増やす)
  3. マムクート・プリンセス チキ>の支援先の確定
  4. 手札に欲しいカードを仕込み、<ルーテ>の『私、優秀ですから』で手札に加える。または『エリーゼにお任せ!』でオーブに加える。
『エリーゼにお任せ!』でオーブに加えたカードは『エリーゼの出番!』を発動した時に手札に加わります。この時相手の<エフィOC>されてしまうと意味がなくなるのでこの戦法を使う相手と状況だけ気を付けてください。
便利なカードではありますがエリーゼデッキにとって採用必須カードではないと思うので採用はお好みで。

エリーゼに0~1枚採用してる人がほとんどですが上記の利便性の点と『烈火を継ぐ勇者 エリウッド』の仕込みやすさが上がり、対マルスを意識した意味でこの時は2枚採用にしました。

無垢なる竜人 ミルラ
絆のカードを回収できるカードです。状況次第では戦闘力80のアタッカーしても優秀ですが、基本的には後衛に居座らせて毎ターン絆のカードを回収し続ける役割を果たしてもらいます。
他のエリーゼのレシピを見てる限り採用枚数は2枚の人がほとんどですが、ミルラが1枚絆にあり<マムクート・プリンセス チキ>で最後の1枚を支援で捲るような自体は避けたかったので3枚に増やしました。

たまにミルラを壁に立てることもあるので回避の枚数を確保したい意味でも増量しました。

美装の執事 フォレオ
必須カードです。1~2枚採用すれば十分だと思います。今の環境で紫入りなら<烈炎の勇騎士 エリウッド>も採用してるデッキも多いので今の僕は<美装の王子 フォレオ>を2枚採用してます。
毎ターンエリーゼが前衛に引っ張り出されてエリーゼがずっと攻撃され続けると負け筋になります。
またワユやリン等に引っ張り出された後に神速回避不可でエリーゼに2回攻撃は<フローラ>がない限り負けます。
上記のタイプのデッキ相手にはフォレオ立てれるかがかなり大事です。
『王族の衣がえ』の手札入れ替えも絆裏返さず使えるので強いです。

経験豊かな闇魔道士 シェイド
昏き闇竜の神子 カムイ(女)>の『常闇の翼』のメタカードとして採用。
そもそもカムイ(女)主人公が<経験豊かな闇魔道士 シェイド>が収録されてからかなり減った印象で、デューテでハンデスし続けてチキ等の壁を立て続ければ勝てるんですが、相手先行の4ターン目に<悠久を生きる巫女 チキ>で昏き闇竜の神子 カムイ(女)にCCしてから次ターン以降もエリーゼに毎ターン2~3回攻撃され続けると流石にキツイので環境から減ってる主人公ではありますが1枚だけ採用しました。

序盤に出せる絆の色の無視して出せるユニットであり、4ターン目に4コスト+0コストシェイドで出したり出来て、0コストで1コストの処理に回れるのが優秀だったので盤面処理の役割としても優秀でした。

以上かなり詳しく長々と持論を書かせて頂きました。

実際エリーゼデッキのユニットを採用理由も採用枚数も他のデッキ以上に考えていかないと、構築の段階から50枚前後に収めるのなかなか難しいデッキなので取捨選択の考えも大事だと思います。

8月中旬~次弾発売まで関西では結構CSの日程も多いのでまたレポートを通してデッキ紹介の記事を書いていく予定です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

posted 2018.08.17

Byガリ


エリーゼデッキ解説
どうもガリです。


今回は前弾も僕がメインデッキと使っていたエリーゼデッキのレシピを紹介したいと思います。

先に言うとかなり詳しく書いたのでかなり長い記事になってます。時間がある時に読んで頂ければ幸いです。


先日千秋さんが上げていた13弾環境についての記事にも記載ありましたが、エリーゼデッキは13弾環境でも十分に戦えるデッキだと個人的にも感じています。


エリーゼデッキは<暗天の明星 エリーゼ>の『エリーゼの出番!』で自分のターン開始に好きな退避にあるカードを2枚回収できるサイファでは特殊なタイプのデッキです。

デッキ構築としては『如何に環境を把握してトップメタに対してのメタカードを採用できるか』かも重要です。

なので流行りのカードが変ればエリーゼ側の立ち回りや採用するメタカードが変わります。

エリーゼ主人公だから可能なんですが、メタカードが1枚でも退避にされあればエリーゼで回収できるので1枚採用のカードも他のデッキよりも活きやすいです。

まずは12弾で使ってたエリーゼのレシピから紹介します。

デッキレシピ


Large Size Partyという大阪で行われた12弾環境最後の5人チーム戦で使ったデッキレシピです。
他のCSで負けまくって結果、自論ですが最終的にこの構築に収まりました。
この日の個人成績は6-3でした。チームも優勝できました。
僕個人としては前回大会に続き優勝できたので2連覇達成できました。チームメイトには感謝しています。


この時一番分布的に多く、エリーゼにとって少し厄介な対面がマルスだと個人的に思いました。

なのでこの構築は対マルスをかなり意識してます。後ほど説明しますが、<ティーナ>2枚<エリウッド>2枚採用がマルスに対して手厚く対応した部分です。

ミラーも先行を取れないと不利なんですが同じチームメイトにno name君とルゥさんの僕より強いエリーゼ使いが二人も居たので、対面に踏むことがなかったし、自分含めて自分のチームにエリーゼが3人居たので必然的にミラーが発生する確率も低かったです。

この日は12チーム60人参加で15人がマルス主人公を使っていて全体の25%がマルスでした。

読みとしては正解だったみたいですが決勝戦でしかマルスには当たりませんでした。


この時使ったデッキは52枚です。エリーゼはメタカードが1種類1枚増えるだけで対策できるデッキも増えるので無理に50枚にする必要はないと考えています。

ただデッキ枚数が多いほど初手に<暗天の明星 エリーゼ>がある確率や各カードが退避に落ちる確率や欲しいカードが引ける確率も低くなっていくのでなるべく50枚になる様には心がけてはいます。

デッキが50枚の時と52枚の時での
  • 「初手で欲しいカードが1枚以上ある確率」
  • 「更に引きなおして1回目ではなかったが、2回目で初手で欲しいカードが1枚以上ある確率」
    (今回の場合は暗天の明星 エリーゼ)
を計算してみましたが、許容出来る範囲として今回は52枚のデッキになりました。

僕はデッキレシピこのままでも13弾環境も十分戦えると思ってます。

立ち回り
立ち回りとしては相手の主人公は基本的にこちらの盤面が出来上がるまで攻撃せず、相手の展開してきたユニットだけ処理していく様にします。所謂待ちデッキです。
主人公を攻撃するのは攻撃しないとテキストが誘発しない<マムクート・プリンセス チキ>ぐらいになります。

エリーゼのプレイングや『エリーゼの出番!』を使うタイミングは手札や退避エリアにあるカード次第なので正解のプレイングや選択があるとは言えませんが
  • 基本的には『エリーゼの出番!』をいつでも使えるように毎ターン最低自分の表の絆は2枚以上キープ。
  • 回避やオーブも削れていきコストもかかるので『エリーゼの出番!』を極力使わなくて済む様にプレイング(極力絆を使わなくて済むなら、後々表絆に余裕が出来て立ち回りも楽になります)。そのための絆に置くカードや<稀代の天才魔道士 ルーテ>の『私、優秀ですから』や魔術の紋章で捨てるカードの取捨選択を十分に考える。その為に1~2ターン目先に出したいカードも手札になるべく温存
が大事だと思ってます。


4ターン目稀代の天才魔道士 ルーテ
5ターン目<魔道の申し子 ニノ

この2体でなるべくエリーゼの回避札を確保出来る様にします。
勿論ルーテとニノはなるべく盤面に残せるように

6ターン目<デューテOC
相手の手札が2枚以上なら7ターン目デューテOC
単純に先にハンデスしてしまうと相手が何もできなくなってしまうのでそれから徐々に攻めて行きます。

8ターン目にマムクート・プリンセス チキ+<無垢なる竜人 ミルラ

までが理想です。各カード各ターンに退避または手札に該当するカードがあれば『エリーゼの出番!』を使うだけで可能になります。

簡潔に言うとデューテOCでハンデスをしながらチキで絆を伸ばして表の絆も確保しつつ前衛にチキ、後衛にルーテ、ニノ、ミルラを盤面に並べる事を目標にします。
(相手のデッキタイプ次第では<フォレオ>も必須)

相手主人公しかいない時はマムクート・プリンセス チキだけ主人公を攻撃するので少しづづ相手のオーブを削りつつ、盤面が出来上がり大凡のリーサルが見えてきたら一気に相手の主人公を攻撃して勝ちに行きます。


それでは各カードの採用理由を枚数も含め解説します。

エリーゼ各種の説明
エリーゼの枚数が主人公を含めて16枚の理由は関西で流行ってるエリーゼデッキのほとんどが主人公を含めて15枚の構築が多かったので初見さん相手にも回避の枚数を読まれないようにする為に差異で1枚多く採用してます。

あと個人的に回避も枚数を引ける確率を増やしたかったのも理由です。

可憐な忍 エリーゼ
主人公が<可憐なマジカルスマッシュ エリーゼ>ではなく<可憐な忍 エリーゼ>を採用してる理由は相手の<森の村の火の玉娘 デューテ>に戦闘力を上げられた状態で攻撃される事を考慮してるのが理由です。
可憐な忍 エリーゼだと武器は魔道書ではなく暗器なので<ノーヴァの少年魔道士 ボーイ>をデッキに採用するなら主人公は可憐なマジカルスマッシュ エリーゼでいいと思いますが、非採用の場合は可憐な忍 エリーゼの方が良いかと思われます。

可憐な戦術師 エリーゼ
可憐な戦術師 エリーゼ>は2ターン目の選択肢として採用しました。
グルニアの王子 ユベロ>を撃破しやすくなることや、先行2ターン目にCCすること次のターンの相手の攻撃で戦闘力の差で攻撃を凌ぐ確率を上げるのも理由です。

暗野に咲く姫花 エリーゼ / 暗天の明星 エリーゼ
暗野に咲く姫花 エリーゼ>は<暗天の明星 エリーゼ>にCC出来なかったときにCC事故を少しでもケアできる様に採用しました。
有利対面なら乗り遅れても勝てる試合も多いのでとりあえず戦闘力60の状態でエリーゼを維持するのが目的です。

あと今の環境なら紫単ビートダウンも多く、相手先行3ターン目に<聖なる雷剣の姫 エイリーク>または<熱き炎槍の王子 エフラム>を出撃してくる事も多いです。

相手先行3ターン目にエイリーク又はエフラム出撃→自身のテキスト回避札を回収
の動きをされると返しの自分の3ターン目に暗天の明星 エリーゼCCしても回避持ちのエイリーク又はエフラムは処理できないので3ターン目暗天の明星 エリーゼにCCして写し身で回避持ちエイリーク又はエフラムに2回攻撃→4ターン目暗天の明星 エリーゼも選択肢と視野に入れてます。

その他の対アグロデッキに対しても『祈りの輝光』が有効的に活きる事も多いのです。

暗夜の妹姫 エリーゼ / 可憐な妹 エリーゼ
それ以外の2枚のエリーゼは祈りの紋章を含んだ<暗夜の妹姫 エリーゼ>×1<可憐な妹 エリーゼ>×2とデッキのエリーゼの枚数を読まれないようにする為になるべく種類がばらつく様に採用。

その他のカード採用については、後編に続きます。
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