遊々亭攻略ブログ
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6/14(火)「BCF2016 入賞デッキレシピ考察 その2(北海道編)」
posted 2016.06.14
Byあんずはピポサル
お疲れ様です。あんずはピポサルです(・人・ )
■はじめに
大阪地区決勝に参加された皆さんはお疲れ様でした!
優勝は北海道に続いて再びの<運命に抗う執念"ラボメン"「岡部 倫太郎」>でした。おめでとう御座います!
次は仙台地区決勝!
ここからは私も参加しますので、当たったらお手柔らかにお願いします(・人・ )
■BCF2016 入賞デッキレシピ考察 その2(北海道編)
今回も入賞デッキレシピについて簡単に考察をしていきます。
今回は北海道地区決勝の入賞デッキレシピになります。
毎年、遠征組の奇抜な構築で賑わう地区なので、結果を楽しみにしてました(・人・ )
ちなみに昨年のBCF2015 北海道地区の優勝者はレイさんです!笑
最終ターン、相手(OS:Navelの<二人で迎える朝「エスト」>)は<溺れる魚>を構えた状態で、どうやっても負けと思われた所を、レイさん(OS:ダ・カーポの<眩しい笑顔「朝倉 音姫」>)は、なんと<露天にふたり「高坂 まゆき」>+<選挙参謀「杉並(III)」>の直ダメループで、魚を無視して勝つという離れ業をやってのけました!
知られざる迷勝負です(・へ・ )

優勝は博多地区の4位に引き続き岡部でした。
大まかな動きについては前回でも書いたので割愛します。
細かい構築の部分ですが、注目するのはやはり<時空境界のドグマ>ですね!圧倒的なインパクトです笑
何を意識したのかがすぐに思い付きませんでしたが、恐らくミラーを想定したのではないでしょうか。
何らかの方法でフレンドを退かし、岡部を裏にすればほぼ勝ちなので、それを狙っての採用かと思います。
他には<過去への跳躍"ラボメン"「椎名 かがり」>の枚数や(2枚は少ない気がします...)、<未来からの復讐者「天王寺 綯」>の存在(個人的にはこれの評価はかなりいまいちです...0枚でいいと思ってます)が気になりますが、それ以外は概ね納得のいく形です。
ちなみにですが、岡部のキャラを戻すテキストはコスト扱いではありません。
そのため、<おれよめラジオパーソナリティ「小清水 亜美」&「是空 とおる」>を戻す事も出来ますし、<C蜂蜜水>互換にも引っ掛かかりません。
類似のQ&Aも出ているので、大会では揉めないようにしましょう(・人・ )ちなみに私はこれでジャッジを呼んだことがあります←

続けての準優勝も岡部! 決勝戦は想像も付かない戦いになりそうですね...(;人; )
お互いに直ダメメタとそれを退かすカードが数枚ずつ採用されているので、それらを引けたもの勝ち感はありますが(・へ・ )
この岡部の特徴は<「"ラボメン"全員集合!」>ですね。
特徴"ラボメン"持ちキャラでありながら、岡部の苦手とする<"チマメ隊"「チノ」&「メグ」&「マヤ」>に耐性があるため、個人的にもポイントの高いカードです。
枚数は難しい所ですが、2枚というのも最適だと思います。
他には<まゆりと仲良し「天王寺 綯」>が珍しい1枚ですね。
綯でよく見るのは優勝の方も使用していた<未来からの復讐者「天王寺 綯」>ですが、こちらは岡部の強みである「ガード面が1面増える」部分を消している上に<天真爛漫「芳乃 さくら」>(キャラ棄権互換)での裏目も大きく、個人的には評価の低いカードです。
<まゆりと仲良し「天王寺 綯」>は岡部の不足しがちなドローソースとしての運用は勿論のこと、登場時3バックや単体エクストラへの派生が回収メタなど、分かりやすくごちうさに強いカードです。
...ラボメン集合といい、どんな相手を意識してきたかがよく分かる構築ですね笑

3位はOS:緋弾のアリアAAからライカです。
自身のテキストと<Friend ship>で労力なしに高いステータスを維持できるため、相手の受けが弱ければライカのアタックだけで押しきれます。
反面、除去が弱く、フレンドを退かしてアタックするという、一番基本かつダメージの入る行動が取りづらいです。
特に<もふもふバンド「リゼ」>や<絶妙な組み合わせ「千石 唯華」>は天敵で、下手すると完封されかねない相性の悪さです。
この構築はかなり奇抜な形だなと思いました(・へ・ )
少なくとも、私がイメージしているライカとは大きく違いました。。
専用フレンドの麒麟ネームを5枚に留めているので<Friend ship>をめくりづらく、優先順位の低さが伺えます。
<カルテットの対戦相手「高千穂 麗」&「風魔 陽菜」>のエクストラも、種が4:3であったり派生先のエクストラはすべて<敗れた「風魔 陽菜」>という徹底っぷり!
そして極めつけは4枚の<My dear friend「火野 ライカ」>!
最速レベル3狙いにしては麒麟ネームの枚数が少なく、リカバリーにしては回収メタの薄さからキャラ降り幸を構えられやすく、裏目が気になります。
ライカ単体も忍者単体も回収を併発するために回収メタが常駐する相手に対して無為に手札を使うことにならないか?等、個人的に思うところが多いレシピでした。
しかしそこは3位という結果が物語っています(・人・ )大部分は正解だったと思います。
...すべての意図を汲み取れている訳ではないのが悔しいので、私も研究してみます!(←

4位は再びOS:緋弾のアリアAAから高千穂です。
専用フレンド2種+専用交換キャラによる安定したキャラ並びと即<Friend ship>オープンによるサイズとドローの安定感がウリのパートナーです。
が、専用フレンド2種がリカバリーに繋がらないため、そこをしつこく裏にされると厳しい戦いになりがちです(・へ・ )
入賞レシピは減少オールに特化しており、高千穂の長所を伸ばす形になっています。
他にも<Get along with>(失策互換)や<夢の世界>(ましろ互換)、<ジョナサン>(通信機互換)が大量に投入されており、元々ごちうさには相性のよいデッキですが、さらにこれでもかというくらいガチガチに対策した構築になっています。
反面、イベントにセット割やキャラを裏できるものが存在せず、<初出勤>などの減少メタを退かせず、有利なはずの相手にも厳しい戦いになりかねないなどの脆さを感じます。。
また、単純な攻め札や守り札も少ないため、殴り合いにも弱く、面を裏にされてエンド時スタンド効果(全体ゲール付与や<パトリオットサーブ>などでフルパンされた返しの除去やリカバリーにも手間取りそうな印象も受けました。
結果から見るにメタ読みは大正解だったのだと思いますが、1~3位の相手にあまり刺さらなかったのかなとも思います。。
○総評
参加者が少ない地域なので、使用パートナー分布も他の地区に比べるとばらけがちで、何が勝ってもおかしくない環境だったと思います。
その中でも博多地区の入賞に続いて優勝した『運命に抗う執念"ラボメン"「岡部 倫太郎」』は今後も無視できないパートナーですね(・へ・ )
既に大阪地区が終了し、そちらでも優勝していることもあり、これから参加される方はキッチリ対策して今後の地区に臨みましょう!
今回は以上です(・人・ )お疲れ様でした。