今回は先日発表された封神指定周りに関して所感などを書いていこうと思います。
〇封神されたカードの振り返り
<==b26=10017@赤@メジェド>、<==b38=10105@緑@ピュアティ>に関しては追加システム関係の調整なので今回は割愛させてもらいます。緑のリソースブースト関係
<==b03=10197@緑@!gp!on!150> | <==b06=10199@緑@!gp!on!150> | <==b11=10197@緑@!gp!on!150> | <==b13=10199@緑@!gp!on!150> |
5リソース時に使用した場合は残るリソースは4枚以上は使用できるのでアーク+αの動きが狙いやすくなっています。
2コスト単位の動きである約束イベントが追加されたのも大きく、今期の前半よりこれらのカードが与える勝敗の影響は大きかったと思います。
<==b42=10073@橙@!gp!on> | <==b42=10071@青@!gp!on> |
光輝の名乗りイノセントスター
<==e11=10033@橙@!gp!on> |
消去法的な決め方にも見えますが追加のゼクスの登場のさせやすさだけでなく新しく追加されたアバター系エクストラの登場させやすさ、上記リソースブースト関連のカード+アークゼクスの揃えやすさ、どれもこのカードが大きく補助していたと思います。
間違いなくイノセントスターの中でオンリーワンの能力を持っていたカードだったと思います。
<==e34=10069@橙@!gp!on> | <==e34=10068@青@!gp!on> |
ケットシーの市場
<==b02=10113@橙@!gp!on> |
特に後半は「相手の<==b02=10113@橙@市場>を無力化するために自分も<==b02=10113@橙@市場>を使う」といった現象も見られたのでデッキ構築の面でも歪んでいるパターンが多かったと思います。
また上記の緑のリソースブーストと合わせて「相手の切り返しの為の迎撃を防ぎつつ自分は<==b02=10113@橙@市場>で蓋をする」といった所謂先攻有利を加速させていたカードの一つではありました。
鉄糸絹虫メタルボンビクス
<==b20=10177@緑@!gp!on> |
緑のリソースブーストを抑えるという目的で採用する方が多かったと思いますが、同時にこのカードが存在する場合純粋にリソースを伸ばして戦う緑のデッキが生きにくいといった点が目立っていたように感じます。
このカードも<==b02=10113@橙@市場>同様、切り返しのカードというよりは相手の行動に蓋をするカードといった意味合いで使用されることが多かったと思います。
覚醒天使ピュアフロン
<==e02=10103@橙@!gp!on> |
他のカードと違い現在の環境の中心になっている約束イベント+アークといった要素を全て否定するので、7コスト以上のゼクスの踏み倒し系カードを使用する場合は常に頭の中に入っていたカードだと思います。
踏み倒しだけでなく、コストはかかるがリソースを増やすようなカードに対しても大きなストップをかけていたカードだったと思います。
〇封神による影響(デッキ周り)
イノセントスター
リソースブースト関連、<==b02=10113@橙@市場>よりも<==e11=10033@橙@スタートカード>が一番影響の大きい要素となっています。
アバター系エクストラの使用しやすさだけでなく、手札を増やすことができるカードだったので<==b43=10074@青@未来あづみ約束>も結果として使用しにくくなっています。
<==b43=10074@青@!gp!on!200> |
レヴィー
自分もリソースブーストなど多くの要素を失っていますがデッキの性質上採用できるカードプールが広いので方向性を変えることが容易な点、他のデッキと比べて3ターン目の動きが強い点から立ち位置自体は良くなってくると思います。
抜けたリソースブーストの枠には各種約束イベントなどを採用するなどしてより後手を意識した構築になるかと思います。
<==b42=10069@赤@!gp!on> |
緑関連のデッキ
<==b20=10177@緑@メタルボンビクス>が封神されたことにより多少立ち位置が良くなりました。
特にタッチ緑系のデッキは封神周りで軒並み強い動きを実施しにくくなっているので相手に押し込まれて負ける、といった形は少なくなったと思います。
ただし、下手にリソースを伸ばすと相変わらずユナイトイベントで手痛い反撃を貰うので反撃のされ方が変わった、といった形になると思います。
<==b42=10107@青@!gp!on> | <==e37=10077@緑@!gp!on> |
リソースを伸ばさないテンポデッキ系
姫君やリゲルといった妨害やイベントで相手の動きを崩してテンポを取るデッキは軒並み今回の封神で生きやすくなったと思います。
緑関連のデッキの超リソースブーストからの押し込みには相変わらず厳しい戦いを強いられますが、それ以外のデッキに対しては強くなって来ていると思います。
〇封神による影響(プレイ周り)
後攻を取った場合の切り返しが行いやすくなる
緑の1コストリソースブーストの一番大きな影響が「相手の迎撃の上から先にアークを押し付けやすい」といった点でしたが、今後はリソースブースト+アークといった組み合わせが多くなると思うので後攻を取った場合の迎撃を狙い易くなると思います。
現在多くのデッキに入っている約束イベントを始め、プレイヤー指定での強力な迎撃カードが以前より機能しやすくなる環境にはなると思います。
<==g16=10022@橙@!gp!on> | <==cp01=10011@青@!gp!on> | <==p38=10029@灰@!gp!on> |
チャージの重要度が増える
手札から使用するリソースブーストカードは2コストや3コスト使用しますが、イグニッションが当たった場合リソースが増えるカードはこれまでと同じくコストを払わないで使用できることになります。
リソースを増やすカードのコストが上がったので相対的に「イグニッションでリソースを増やす」という部分は重要視されるようになってくるかと思います。
緑系列のデッキを相手にした場合の立ち回りは序盤のゼクスを破壊するかどうかを含めて、今一度見直しが必要かなと思います。
<==b04=10175@緑@!gp!on> | <==e35=10019@緑@!gp!on> |
〇封神後注目デッキ
リゲル
<==b14=10037@赤@Last Dance>、<==cp01=10011@青@リゲルクリスマス>がやはり強いです。
手札を増やすギミックも多く<==b43=10074@青@未来あづみ約束>と相性が良い、<==b40=10080@青@アーク>が簡単に攻撃回数を増やせる、強力な解答であった<==b02=10113@橙@市場>の封神とデッキの立ち位置はかなり良くなっています。
<==p26=10001@青@ベストパートナー>のような相手からのあと一点を止めるカードもあり、テンポデッキの中では非常に強いデッキとなっています。
<==p26=10001@青@!gp!on!200> | <==b40=10080@青@!gp!on> |
龍膽
リソースリブートのギミックもあり、緑の中ではカードパワーを最も押し付けやすいデッキです。
今回の封神の影響もほとんどないため、今後も活躍が見られるデッキになると思います。
<==b11=10199@緑@!gp!on> | <==b41=10086@緑@!gp!on> |
ペクティリス
<==e33=10097@灰@サマーレッスン>+<==p38=10029@灰@Make your day>によるデッキの安定感やデッキ自体の拡張性の高さ、ライフ回復+各種パニッシャーによる防御性能の高さと様々な面で強い要素が多いデッキです。
今回の封神で1コストのリソースブーストカードが使えなくなりましたが、<==p38=10029@灰@Make your day>によるチャージ生成でイグニッションでのリソースブーストを狙える他、採用されている約束系が迎撃向けのカードが多い点から後攻の場合も切り返しやすいと他の緑系のデッキにない利点を多く持っています。
<==p38=10029@灰@!gp!on!200> | <==e33=10069@緑@!gp!on> |
レルムレイザー
非常に多い攻撃回数を出すことができるだけでなく、3ターン目の押し込みが可能な点が他のデッキと比べて優れているデッキです。
<==b02=10113@橙@市場>という最大の敵がいなくなったので攻撃回数を出しやすくなった点も追い風になっています。
良くも悪くも<==p24=10014@紫@序曲>というカードに依存している点が大きいですが、リソースを伸ばさない押し込みデッキの中では最も強いデッキになっていると思います。
<==p24=10014@紫@!gp!on!200> | <==e34=10052@紫@!gp!on> |
リルフィ
<==b02=10113@橙@市場>に弱いコンボデッキでしたが、<==b02=10113@橙@市場>が居なくなったことでのびのびと戦えるようになったと思います。
リソースブーストから大量展開による龍膽とはまた違ったカードパワーの押し付けができるデッキなので、このデッキも一定数見ることがあるようになると思います。
<==g17=10008@灰@!gp!on> | <==b40=10095@緑@!gp!on> |
〇最後に
今回は封神指定の所感を書いてみました。良くも悪くも環境が一つ大きく変わると思うので、自分の考えの整理にもなり非常に良い機会になりました。
暫くは新商品もないので、新環境前の準備を皆さんもしてみてはいかがでしょうか。
それでは、次の記事でお会いしましょう。
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