シラクラ杯カバレージ〜最終章〜 | WIXOSS Blog | 遊々亭
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シラクラ杯カバレージ〜最終章〜

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by からばこ

決勝.jpg
シラクラ杯カバレージ〜最終章〜
どうもからばこです。2回目です。
ねへほもんさんが掲載し続けている「シラクラ杯カバレージ」ですが、決勝戦のオールスターは私が担当させていただきました。
というわけで今回は、個人主催の大会「シラクラ杯」のカバレージをお届けします。遅くなって申し訳ないです......。

シラクラ杯については、こちらをご確認ください。16年世界3位のシラクラさんが主催する大会で、第2回から開催のお手伝いをさせていただいております。
私の個人ブログに、大会の様子などを書いた記事がございますので、お時間ある方はこちらからどうぞ。リンクばかりですね。

前置きが長いのもアレなので、早速本編に行きましょう。
お付き合いください。

決勝戦 きなこ選手(カーニバル) VS アトリ選手(グズ子)
<==spk02=10011!gp!on> VS <==spk02=10009!gp!on>
「ここまで来れるとは思ってなかったっす、はい」
決勝戦まで勝ち上がったきなこ選手だが、試合前の言葉からはどこか自信のなさが滲む。2017年の世界大会で優勝するなど、多くの大会で栄冠を掴んだ身ではあるが、彼の言葉からはいつも「自信」がない。今回も例に漏れず、だ。
使用デッキはカーニバル。世界の頂点に立った際に使っていたルリグだ。型は現在主流の「ダブルLv5」。<==wxk03=10003@紫@黒Lv5>の<==wx19=10203@灰@サーバントZERO>化や2枚のキー、<==wx19=10002@赤@赤Lv5>のアーツ再利用など、幾重にも張り巡らされた防御が強みのデッキ。使い慣れたデッキで、ここまで戦い抜いてきた。

「最低限の仕事はしたいですね。自信はないけど......」
言葉の語尾が霞む中、対戦相手を待っていた。


「え?ばこさんに見られんの?俺見られるとダメなんだってえ......」
きなこ選手に対するのはアトリ選手だ。彼の言葉もまた、弱気だった。
そんな弱気とは裏腹に、アトリ選手も輝かしい実績を持つプレイヤーだ。17年の世界大会では3位に入賞し、数々の大型大会を制している。遊々亭ブロガーとしても筆を取っており、紛れもない「強豪」だ。
カードゲームにおいて、彼の弱気な姿を見たことはほとんどない。「多分俺負けたわ......」と弱音を並べてはいるが、対戦が始まればきっと、いつものように自信十分にプレーする姿が見られるだろう。使用デッキはグズ子。<==wxk01=10004@紫@応援グズ子>と<==promo-300=10056@赤@燐廻転生>のワンターンキルや、<==wx22=10030@紫@ブラジャック>など黒の遊具を絡めたロングショットなど、トップクラスの攻撃力を誇るデッキだ。

「(自信は)ない!」 きっぱり言い切って、決勝戦の舞台へと進んだ。
01.jpg
(左がアトリ選手、右がきなこ選手)
Turn1
先攻はきなこ選手。<==wx18=10120@赤@タネガスペ>を3枚揃える理想のスタートだ。
うち1枚をチャージし、グロウ。手札の<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>を切ってコインを得て、2枚の<==wx18=10120@赤@タネガスペ>を場に出した。デッキトップから見えた<==wx18=10114@赤@ノベアン>、サーバントを手札に加え、ターンエンド。上々の立ち上がりだ。
<==wx18=10120@赤@!gp!on!200>
一方のアトリ選手。ドローフェイズの2ドローを見て、「うーん...」とうなっていた。
試合前のマリガンは4枚。その後「頼んだぞ!」と別卓の仲間に叫んだことなどから、手札の調子が悪いことは誰が見ても明らか。手札のレベル1は<==wx19=10134@紫@キノ>のみだ。
やや考えたのち、<==wx22=10030@紫@ブラジャック>をエナチャージして<==wxk01=10051@紫@秘密の駄姫>にグロウ。手札を入れ替えると、「お!」と表情が晴れた。下級シグニが揃った。
1枚の<==wx19=10134@紫@キノ>に<==wxd22=10051@紫@ペイン・バイ・ペイン>を発動。デッキトップの5枚を公開し、遊具シグニを1体手札に加えるか場に出すのだが、めくれた5枚は、ここでは役割がないカードばかり。
「えっ、震えた......」。思わず声が漏れるアトリ選手。やや悩み、<==wx18=10152@紫@ウルシルマ>を手札へ加えた。そのままルリグデッキに手をかけ、1枚のアーツを発動する。
「<==wxk02=10047@灰@ビカム・ユー>でグロウします」
<==wxk02=10047@灰@!gp!on!200>
先手では黒シグニの回収に、後手では「先後の」入れ替えに。燐廻グズ子が強力とされるゆえの1枚だ。
グズ子はレベル2へとグロウ。<==wx20=10050@橙@ハッカドール1号>から<==wx18=10152@紫@ウルシルマ>を場に出し、残りは埋めずにアタックフェイズへと移行した。シグニで<==wxd21=10011@赤@テンドウ>が、ルリグで<==wx13=10113@橙@カプスワン>がライフから捲られ、大きな動きなくターンエンド。

(ライフ)きなこ選手5点/アトリ選手7点

Turn2
<==wxk02=10047@灰@ビカム・ユー>で後攻を強いられたきなこ選手。
最速の燐廻ダイレクトを防ぐには、採用しているルリグ止めアーツ<==wx13=10003@青@アイスフレイム・シュート>に必要なエナを溜めながら、立て直していかなければならない。
幸い、手札は上々。場の<==wx18=10120@赤@タネガスペ>をチャージし、レベル2へグロウ。<==wx13=10113@橙@カプスワン>を場に出し、そのまま起動効果で<==wx18=10116@赤@コニプラ>をサーチ。その<==wx18=10116@赤@コニプラ>の効果で、デッキトップの<==wx08=10045@緑@トオン>をエナへ置いた。
アタックフェイズに入り、きなこ選手は何もせず、「終了です」と告げ、ターンを渡した。
<==wx18=10116@赤@!gp!on!200> <==wx13=10113@橙@!gp!on!200>
<==promo-300=10056@赤@燐廻>などのワンショット系デッキへの戦術のひとつ、ノーパン。アタックを控えてエナを与えず、カーニバル側が盤石な盤面を築き上げてから攻め始めるプランだ。
きなこ選手の手札には<==promo-500=10026@橙@リンゼ>も見える。<==promo-300=10056@赤@燐廻>に対する立ち回りとしては問題ないように見えたが。

アトリ選手が小さく頷いた。
そのままターンが移る。 手札から<==wx22=10030@紫@ブラジャック>をチャージし、グロウ。<==wx19=10134@紫@キノ>で<==wx20=10050@橙@ハッカドール1号>をトラッシュに送り、1ドロー。場は<==wx18=10152@紫@ウルシルマ><==wx19=10134@紫@キノ>のみでアタックフェイズへ移った。 <==wx18=10152@紫@ウルシルマ>のアタックで<==wx19=10134@紫@キノ>をトラッシュに送りながら1点、ルリグアタックも通って1点。ライフからは特に大きなカードは見えず、きなこ選手のライフは3枚へと減った。 これで燐廻ダイレクトが更に大きな脅威となる。早くも決着の気配が漂い始めた。
<==wx18=10152@紫@!gp!on!200> <==wx19=10134@紫@!gp!on!200>
(ライフ)きなこ選手3点/アトリ選手7点

Turn3
きなこ選手はサーバントをチャージし、<==wx20=10014@赤@TN>へグロウ。デッキトップの<==wx12=10031@青@ダイホウイカ>を加え、2枚のコインで<==wxk04=10009@赤@カーニバル -K->をアンロック。レベル4のサーバントと<==wx21=10040@青@Zr>をサーチし、温存しておいた<==promo-500=10026@橙@リンゼ>を場に出した。
10009.jpg
加えて<==wx13=10113@橙@カプスワン>で<==wx18=10116@赤@コニプラ>をサーチ。リムーブ権で空いた盤面に<==wx18=10116@赤@コニプラ>を置きで、デッキトップの<==wx18=10116@赤@コニプラ>をチャージ。<==promo-500=10026@橙@リンゼ>の正面に<==wx18=10152@紫@ウルシルマ>、<==wx18=10116@赤@コニプラ>と<==wx18=10120@赤@タネガスペ>の正面は空きという状況で、アタックフェイズへ移った。
ここでも<==promo-500=10026@橙@リンゼ>のみでアタック。アトリ選手の<==promo-300=10056@赤@燐廻転生>を封じ、ターンを渡した。

返しのアトリ選手。「んー、ちょっと考えます」と伝え、公開領域を念入りにチェックし始めた。
<==promo-300=10056@赤@燐廻転生>が封じられたとはいえ、3枚のライフを奪い去るのはグズ子にとって容易いことだ。既存のシグニと「ダイレクト」で勝負を決めにいく算段をしているのだろう。手札には<==wx20=10050@橙@ハッカドール1号>+<==wx21=10071@紫@シャテキ>のセットに加え、赤エナの<==wx20=10059@赤@ハッカドール2号>も見える。十分の火力が期待できる状況だ。加えて、きなこ選手のエナゾーンには青が2枚未満。採用率が高い<==wx13=10003@青@アイスフレイム・シュート>を、今は使えない状況だ。
見るに、絶好のチャンス。長考の末、手札の<==wx19=10042@紫@超体感>をエナチャージし、<==wxk01=10004@紫@応援の駄姫>へグロウ。出現時の効果は当たらない。
<==wxk01=10004@紫@!gp!on!200>
不運ながらも手は止まらない。
<==wx20=10050@橙@ハッカドール1号>から<==wx21=10071@紫@シャテキ>を出して1ドロー、2エナチャージ。手札の<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>を場に出し、3体まとめてリムーブ。トラッシュに<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>が落ち、準備はバッチリ。アトリ選手は手札から<==wx20=10079@紫@オキクドール><==wx15=10063@紫@ニホニンギョ><==wx18=10148@紫@ウズラグ>を場に呼び、アタックフェイズへの移行を告げた。
パワー2000の<==wx18=10120@赤@タネガスペ>の正面に<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>がお目見えし、<==wx20=10079@紫@オキクドール>は<==promo-500=10026@橙@リンゼ>のパワーを4000に下げながらその正面へ。
デッキに眠るであろう<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>のお膳立てはバッチリだ。<==wx18=10148@紫@ウズラグ>は<==wx18=10116@赤@コニプラ>を狙っている。各所のハッカドールたちを絡めれば、綺麗に勝利、といったところだ。「アーツ使ってよ」と言わんばかりの盤面と視線で、きなこ選手に訴える。
02.jpg
「どうぞ」
きなこ選手は、その訴えをあっさり突っぱねた。

確かにきなこ選手は<==wx13=10113@橙@カプスワン>などでデッキを把握している。残る3枚のライフクロスの中に有効なライフバーストがあるのを知っているのか、それとも単に諦めただけなのか。 やや困惑気味のアトリ選手。息を整え、遊具のシグニへの攻撃を命じる。
まずは<==wx20=10079@紫@オキクドール>だ。アタック時にエナの<==wx19=10042@紫@超体感>を支払いながら、自身をトラッシュに送って<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>を......。
<==wx15=10063@紫@!gp!on!200>
「おーん......、困ったね......。対象不在で」
7枚のライフクロスの中に3枚目以降の<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>が眠っているようだ。このターンでの決着が思わぬ形で消えたアトリ選手は、場の<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>のアタックで、パワーが4000になった<==promo-500=10026@橙@リンゼ>を溶かしながら<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>をバニッシュ。トラッシュの遊具シグニを広げ、「ダメか......?」と苦い声で呟いた。
トラッシュの<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>を呼び、<==wx21=10071@紫@シャテキ>を回収。その<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>が<==wx18=10120@赤@タネガスペ>を溶かし、トラッシュから<==wx20=10050@橙@ハッカドール1号>を釣り上げた。先ほどの<==wx21=10071@紫@シャテキ>が手札から場に飛び出し、1ドロー2エナチャージ。きなこ選手の場をこじ開けながら、更にリソースを伸ばした。
そのまま<==wx21=10071@紫@シャテキ>で1点。アトリ選手はきなこ選手のデッキの残り枚数を確認し、<==wx18=10148@紫@ウズラグ>で<==wx21=10071@紫@シャテキ>をトラッシュに送りながら、更に1点。きなこ選手のライフを1枚にまで追い込み、ターンを渡した。

勝敗を決するライフバーストは見当たらない。
眠る1枚がそうなのか、単なるハッタリだったのか。勝負は続く。

(ライフ)きなこ選手1点/アトリ選手7点

Turn4
カーニバルが<==wxk02=10004@紫@黒Lv4>へグロウ。場の<==wx20=10050@橙@ハッカドール1号>をバニッシュしながらトラッシュを肥やす。タイミングよく<==promo-300=10012@紫@メイジ>が落ち、カーニバルの防御力が増した。
きなこ選手がここから攻勢に移る。残る<==wxk03=10017@赤@レイラ=クレジット>をアンロックし、<==wx18=10114@赤@ノベアン>で<==wx18=10148@紫@ウズラグ>をバニッシュ。<==wx12=10031@青@ダイホウイカ>とパワーが20000になった<==wx11=10050@緑@スノロップ>でアタックフェイズへ。反撃の狼煙を上げた。
<==wxk02=10004@紫@!gp!on> <==wx17=10156@青@!gp!on> <==wx11=10050@緑@!gp!on!200>

涼しい顔のアトリ選手。ライフには余裕があるが、<==wxd22=10011@紫@フーリッシュ・マイアズマ>で迎え撃った。
グズ子故に選べる3モード。「手札以下バニッシュ」で<==wx11=10050@緑@スノロップ>を除去し、「場に出るたびー7000」と「レベル3以下蘇生」で<==wx20=10079@紫@オキクドール>を呼び出した。パワーが4000になった<==wx12=10031@青@ダイホウイカ>が、更に−7000されてバニッシュされる。<==wx18=10114@赤@ノベアン>の前に<==wx20=10079@紫@オキクドール>が立ちはだかり、あっさりと3面を止めてしまった。
<==wxk02=10004@紫@黒Lv4>のアタックを受け、アトリ選手のライフは6に。まだまだグズ子側が余裕だ。
<==wxd22=10011@紫@!gp!on!200> <==wx22=10001@紫@!gp!on!200>
返しのターン。場を開けたアトリ選手は、<==wx22=10001@紫@悲願の駄姫>へグロウ。トラッシュから<==wx18=10152@紫@ウルシルマ>と<==wx22=10030@紫@ブラジャック>が飛び出し、<==wx22=10030@紫@ブラジャック>が更に<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>を呼び、<==wxd22=10037@紫@マージャン>が手札に舞い込んだ。仕事を終えた<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>は<==wx22=10001@紫@悲願の駄姫>のコストで、<==wx18=10114@赤@ノベアン>のパワーをー12000しながらトラッシュへ。リムーブ権を使わずに自分の場を自在に空ける、<==wx22=10001@紫@悲願の駄姫>の十八番だ。
更に遊具たちが牙を剥く。手札の<==wxd22=10051@紫@ペイン・バイ・ペイン>で<==wx18=10152@紫@ウルシルマ>をバニッシュしながら、5枚のデッキトップから<==wx15=10109@紫@ワラニン>を回収。空いたシグニゾーンに手札から2枚目の<==wx22=10030@紫@ブラジャック>が現れた。トラッシュから<==wx20=10079@紫@オキクドール>を釣り上げて。

「アタック入って、コインベットで!」
03.jpg
<==wx22=10030@紫@ブラジャック>たちが今か今かとアタックを待ちわびる。
盤面が空のきなこ選手はまさに絶体絶命。1体でも遊具シグニを残してしまえば、ぐるんぐるんと入り乱れ、再び<==wx22=10030@紫@ブラジャック>が絡む盤面が作られかねない。更にコインがベットされており、この3体を「場を離さずに」除去しなければならない。
手段は限られている。手段はあるが、ここで使いたくはない。でも使わなければ負けてしまう。

「<==wxk04=10009@赤@カニキー>をトラッシュに送って、全員<==wx19=10203@灰@サーバントZERO>にします」

<==wxk04=10009@赤@カニキー>を破棄。場の遊具たちを<==wx19=10203@灰@サーバントZERO>にし、取り急ぎ<==wx22=10001@紫@悲願の駄姫>の脅威からは逃れた。しかし盤面は空、ライフは1。<==wx19=10203@灰@サーバントZERO>たちに殴られて試合が終わってしまう。アーツを使わざるを得ない状況には変わりなかった。
続けて<==wx13=10003@青@アイスフレイム・シュート>を使用。溜まりに溜まったエナで7コストを支払い、<==wx19=10203@灰@サーバントZERO>になった<==wx22=10030@紫@ブラジャック>2体を除去しつつ、ルリグをダウン凍結。<==promo-300=10056@赤@燐廻転生>の脅威から逃れることに成功した。残る<==wx19=10203@灰@サーバントZERO>(<==wx20=10079@紫@オキクドール>)のアタックは、正面にトラッシュから<==promo-300=10012@紫@メイジ>を蘇生することでキッチリガード。使った手数は多いものの、グズ子の猛攻をしのぎ切った。
裏を返せば、カーニバルの防御のほとんどを吐かせたといえる。防御の要である<==wxk04=10009@赤@カニキー>は消え、<==wx13=10003@青@アイフレ>も使わせた。堅牢なカーニバルの防御をこうも簡単に突き崩していくとは。グズ子の破壊力は、やはり恐ろしい。アトリ選手はそのままターンエンド。
<==wx21=10129@@!gp!on>
(ライフ)きなこ選手1点/アトリ選手6点

Turn5
きなこ選手は<==wxk03=10003@紫@黒Lv5>へグロウ。<==wx19=10203@灰@サーバントZERO>とするシグニは、問答無用で<==wx22=10030@紫@ブラジャック>だ。制圧、リソース回復、連続攻撃。グズ子デッキの全てを担う<==wx22=10030@紫@ブラジャック>が消えたことで、アトリ選手の攻撃力は大きく落ちた。
「ジョーカー」で<==wx17=10004@赤@落華流粋>をルリグデッキに加え、再びの反撃。盤面を<==wxd21=10011@赤@テンドウ><==wx15=10063@紫@ニホニンギョ><==wx01=10087@灰@サーバントQ>にしてアタックフェイズ。アトリ選手はすんなりこれを通した。
<==wxk03=10003@紫@gp!on!200> <==wxd21=10011@赤@gp!on!200>
<==wxd21=10011@赤@テンドウ>のアタックで割れたライフは<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>。「お前を待っていたんだよ!」と、デッキにいなかったことへの恨み節を吐きながら、アトリ選手が効果処理。<==wx22=10030@紫@ブラジャック>はおらずとも、<==wx19=10042@紫@超体感><==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>などがいれば、グズ子の連続攻撃は十分だ。「んー、ちょっとすみません考えます。」と呟きながら、アトリ選手が選んだのは<==wx18=10148@紫@ウズラグ>だ。
残るサーバントとルリグの攻撃も通り、アトリ選手のライフは3まで減少。ダメージレースだけを見れば、きなこ選手が追いつき始めたといったところか。

ただ、アトリ選手の優勢は変わらない。
返しのターン。盤面の<==wx20=10079@紫@オキクドール>を<==wx22=10001@紫@悲願の駄姫>のコストに充て、<==wxd21=10011@赤@テンドウ>を除去。<==wxd22=10037@紫@マージャン>を<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>の前に、<==wx18=10148@紫@ウズラグ>を空きシグニゾーンの場に立て、アタックフェイズに。アーツ使用ステップで<==wx19=10042@紫@超体感>を蘇生した。
<==wx22=10001@紫@悲願の駄姫>のコインベットはなし。シグニを揃えるだけで、あっさりと王手だ。
<==wx18=10148@紫@!gp!on!200> <==wx19=10042@紫@!gp!on!200> <==wxd22=10037@紫@!gp!on!200>
アトリ選手が狙っているのは、<==wxd22=10037@紫@マージャン><==wx18=10148@紫@ウズラグ>の素材に<==wx19=10042@紫@超体感>を使っての連続攻撃だ。アタックフェイズの間、<==wx19=10042@紫@超体感>がトラッシュに送られるかバニッシュされると、シグニ1体がアップするかダウンする。<==wx18=10148@紫@ウズラグ>の正面は空きで、<==wxd22=10037@紫@マージャン>はアタック時に、正面の<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>をトラッシュに送れる。どちらかが通れば、アップして2点。ゲームセットだ。

「えー、ここで吐かなきゃダメかー」と、きなこ選手が苦悶の声を漏らす。
<==wx18=10148@紫@ウズラグ>の正面に<==wx21=10040@青@ジルコニウム>を蘇生し、クラフトした<==wx17=10004@赤@落華流粋>で<==wxd22=10037@紫@マージャン>をバニッシュ。脅威は去った。ただ、防御に使えるアーツも消えた。アトリ選手はターンエンドだ。

(ライフ)きなこ選手1点/アトリ選手3点

Turn6
きなこ選手のターン。残り1枚のルリグデッキに手をかけ、満を持して<==wx19=10002@赤@赤Lv5>へグロウ。コインが5枚に回復し、再び<==wx13=10003@青@アイフレ>を撃てるようになった。
<==wx18=10114@赤@ノベアン>で場を空け、<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ><==wx19=10037@赤@ラアー><==wx18=10120@赤@タネガスペ>でアタックフェイズへ。<==wx19=10042@紫@超体感>を<==wx19=10203@灰@サーバントZERO>にして除去しながら、3面を空けての要求だ。
<==wx15=10063@!gp!on!200> <==wx19=10037@赤@!gp!on!200> <==wx18=10120@赤@!gp!on!200>
アトリ選手はきなこ選手のトラッシュを厳密にチェックした後、「どうぞ」と再び通した。
序盤にライフを割られなかったからこそ、後半にライフで受けるターンが生まれている。<==promo-300=10056@赤@燐廻>を警戒したきなこ選手の立ち回りが、アトリ選手に猶予を与えている展開だ。
<==wx18=10120@赤@タネガスペ>のアタックで割れたのは<==wx21=10071@紫@シャテキ>だ。「よしよしよしえらいぞお前!!」と満面の笑みで、アトリ選手が選んだのは別の<==wx21=10071@紫@シャテキ>。<==wx19=10037@赤@ラアー>、<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>のアタックでも、それぞれ1ドローのライフバーストが発動。ルリグアタックを前に、残るデッキの枚数は2枚となった。

「完璧じゃないかあれ......!」
賞賛と諦めが混ざった声で、きなこ選手はルリグアタック。当然のようにサーバントでガードされ、ターンが返った。

「よっし、ドロー。リフレッシュ入りま......、ってここでめっちゃ来たなおい」
残る2枚のデッキを引いてリフレッシュ。最序盤の<==wxd22=10051@紫@ペイン・バイ・ペイン>で溜まっていたサーバントたちが、ここで舞い込んで来た。
「......結構ヤバくね?」と焦るアトリ選手。鮮やかなリフレッシュを決めた先ほどとは裏腹に、表情が硬くなっている。残されたターンは少ない。できればここで勝負をつけたい思いがあるが、デッキがどうも応えてくれないようだ。ルリグデッキ、お互いのトラッシュ、自分の手札。じっくりと眺めて。

「<==sp01=10009@橙@スピリット・サルベージ>。<==wxd22=10011@紫@フーリッシュ・マイアズマ>を回収します」
「サーバント2体を立てて、<==wxd22=10011@紫@フーリッシュ>を使います。出るたびマイナス7000、2ドロー、手札以下バニッシュのモードで」

唯一の防御、<==wxd22=10011@紫@フーリッシュ・マイアズマ>をここで使った。
04.jpg
「えー、そんな使い方できるのか......」
きなこ選手の声をかき消しながら、<==wx19=10037@赤@ラアー>をバニッシュ。手札を2枚増やすが......。

「あれ、引けんなあ......。困った。困ったねえ」
空いた盤面に<==wx20=10050@橙@ハッカドール1号><==wx19=10134@紫@キノ>を流し込み、更に手札を増やすも「引けんなあ......、何でだ?」とぼやくばかり。ここに来てもお目当てのカードが手札に来ない。場の<==wx19=10134@紫@キノ>に<==wxd22=10051@紫@ペイン・バイ・ペイン>を当てて、さらにデッキを掘り進める。

「んー、どこ行ってたんだお前は?なあ?」
散々アトリ選手を振り回し、困らせたカードが、勝利を招きにようやく登場。呆れながら、しかし安心したように、アトリ選手は<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>を選んだ。
<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ><==wx15=10063@紫@ニホニンギョ><==wx19=10042@紫@超体感>を並べ、最後のアーツに手をかける。

「<==promo-300=10056@赤@燐廻転生>。アタックフェイズ。コインベットで!」
<==promo-300=10056@赤@!gp!on!200>
<==wx22=10030@紫@ブラジャック>が消えてもこの攻撃力。通れば勝ち、通らなければ負けだ。
「ごめん負けた!」と、ここでアトリ選手のチームメイト、master選手の悲鳴が飛んだ。残るチームメイト、らいだぁ選手は既に勝利を収めている。1勝1敗。この1戦の結果が全てを左右することになった。
最後のアタックフェイズ。たった1枚のライフクロスを割るために、全力の攻撃を仕掛けにかかった。

きなこ選手が最後の防御に動いた。<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>1枚を<==wx19=10203@灰@サーバントZERO>にし、<==wx19=10002@赤@赤Lv5>のコイン効果で<==wx13=10003@青@アイフレ>を再利用。ルリグをダウンさせ、<==wx19=10203@灰@サーバントZERO>と<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>をバニッシュ。できることはここまでだった。
当然、グズ子はこれでは止まらない。<==wx22=10001@紫@悲願の駄姫>のコイン効果で、<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>のバニッシュと同時に<==wx20=10079@紫@オキクドール>が手札から登場。きなこ選手の<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>のパワーを4000にし、<==wx20=10079@紫@オキクドール>がアタック。自らの効果で場を離れ、 「今度こそデッキに、<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>いるよな!」
<==wx15=10063紫@!gp!on!200>
言葉通り、デッキから3枚目の<==wx15=10063@紫@ニホニンギョ>が登場。<==wx20=10079@紫@オキクドール>が場を離れたことで、<==wx22=10001@紫@悲願の駄姫>の効果で<==wx15=10109@紫@ワラニン>も続いた。連続攻撃は止まらない。
残る負け筋はたった一つ。3ターン目の場面で、3枚のライフのきなこ選手が攻撃を通した場面が脳裏に浮かぶのか、アトリ選手が一瞬手を止めた。それでも、<==wx15=10109@紫@ワラニン>が最後のライフを割りに行く。表になったカードは......。

<==wx11=10050@緑@羅植姫 スノロップ>
<==wx11=10050@緑@!gp!on!200>
<==wx08=10045@緑@トオン>ではなかった。
<==wx19=10042@紫@超体感>のアタックが通り、ゲームセット。

「よおおおっし!!!」と駆けつけたmaster選手が喜びを爆発させ、「勝った?勝ったんだな!!」とらいだぁ選手が肩を叩く。
「優勝した?優勝したぞ!!」。アトリ選手は2人と熱い抱擁を交わし、シラクラ杯の幕が閉じた。


観戦記
きなこ選手が取ったノーパンプランは、ワンショットを決めるデッキには有効な戦法だ。<==promo-500=10026@橙@リンゼ>や<==sp26=10002@青@アンチ・アビリティ>など、妨害札やコストの軽いアーツで相手のショットをいなしてから、こちらがレベル4や5にグロウし、どっしり戦う。バカラオーラタマや3止めユヅキなど、特に速いデッキに対して一定の効果があるとされており、トーナメントシーンでは必須の立ち回りだ。
<==wx04=10009@橙@!gp!on> <==wx21=10002@赤@!gp!on>
「燐廻グズ子」に対してはどうだろうか。試合後、アトリ選手もきなこ選手も、口を揃えて「(ノーパンは)違った」と答えている。その理由は2つある。
1つは、ライフクロスを割られないことで、グズ子側に余裕が生まれることだ。カバレージを見ても分かる通りだが、アトリ選手はきなこ選手のアタックを2ターン、ライフクロスで受けている。グズ子側のアーツのうち、<==wxk02=10047@灰@ビカム・ユー><==promo-300=10056@赤@燐廻転生>の2枚は、防御の役割を持っていない。その2枚分の防御をライフクロスで行ったと、単純に考えれば言える。ある程度ライフを割ってプレッシャーをかけつつ、<==promo-500=10026@橙@リンゼ>を絡めて、<==promo-300=10056@赤@燐廻>などを阻止したかったところだ。
もう1つは、グズ子側のコストパフォーマンスの低さだ。ノーパンでエナを絞ったとしても、<==wxk01=10004@紫@応援の駄姫>へのグロウコストが0ということや、<==wxd22=10051@紫@ペイン・バイ・ペイン>や<==wx21=10071@紫@シャテキ>の存在から、グズ子側がエナを伸ばすことは容易だ。潤沢にエナを溜められずとも、<==promo-300=10056@赤@燐廻>+「ダイレクト」につながってしまうし、<==wx22=10001@紫@悲願の駄姫>へのグロウも許してしまう。ここが「燐廻グズ子」のデッキパワーの高さで、対策はなかなか難しい。
<==promo-300=10056@赤@!gp!on> <==wx22=10001@紫@!gp!on>
アトリ選手がきなこ選手のライフクロスを1枚に保ち続けていたことに注目したい。ライフが0枚になれば、<==wxd21=10011@赤@テンドウ>で<==wx08=10045@緑@トオン>を埋めることができるようになり、カーニバル側に1ターンの猶予が生まれる。アトリ選手はそれを知った上で、あえて1枚残し続けていたのだろう。
「相手のデッキタイプに対する立ち回りを覚えておく」のは、ウィクロスでより高いレベルを目指すために、まずクリアしたいポイントだ。相手のデッキに対して、自分のデッキをどう動かすのが最善か。知れば知るほど、ウィクロスがどんどん強くなれる。
もちろん、いきなり全てのデッキタイプを覚えるのは不可能だ。自分の周囲で流行っているデッキや、大型大会で入賞しているデッキを調べて、知識を増やしていこう。今回のようなカバレージを読むのでも良い。できることから少しずつで十分だ。自分にあったやり方を見つけ出して、ウィクロスの腕を少しでも磨いていこう。

デッキ紹介
燐廻グズ子(アトリ選手)
deckatori.jpg
カーニバル(きなこ選手)
・deckkinako.jpg
あとがき
いかがでしたでしょうか。ねへほもんさんとは違った書き方を目指してみました。拙い部分もあるかと思いますが、決勝戦の雰囲気を少しでもお伝えできていれば幸いです。
「観戦記」はスポーツ雑誌や新聞などに掲載するイメージで書いてみました。お堅い文体になりましたが、これはこれであり......、でしょうか?

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
カバレージ執筆をご承諾いただいた両選手にも、改めて御礼申し上げます。ハイレベルなプレイングを間近で見ることができ、大変勉強になりました。

シラクラ杯は今後も開催される予定です。
私も引き続き運営としてお手伝いするつもりですので、読者の皆様もぜひ、次回は参加してみてはいかがでしょうか。お待ちしております。

それでは、また次回の更新でお会いしましょう。ではまた〜!

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